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おにぎらずが進化!「折りたたみおにぎらず」の無限の可能性

2021.10.06

おにぎらずは2014年頃に大流行しました。

その発祥は「モーニング」(講談社)で連載されている人気漫画「クッキングパパ」。なんと30年も前の1991年掲載の第213話(単行本第22巻に収録)にさかのぼります。

そんなおにぎらずはブームを経てある程度の定着を見せました。

そして2021年、おにぎらずはさらに進化して新たなブームを巻き起こしています。

<パタパタとたたむ>

おにぎらずは板海苔の中央にご飯を盛り、具を重ねて海苔で包むのが一般的な作り方です。

これが進化したのが、折りたたみおにぎらず。たたみおにぎらずともパタパタおにぎりとも呼ばれているようです。

おにぎらず同様ご飯を握らない作り方なのですが、おにぎらずとの相違点は海苔での包み方にあります。

板海苔の中央下半分に切れ目を入れて、4分割したエリアにご飯、具を乗せてパタパタと折りたたみます。こうすることで海苔が一面のみ何重にもなることがなくなり、食べやすくなりました。それだけではなく具材の水分や味の混ざりに対して、間にはさまる海苔がクッションの役割を果たしてくれます。

すべての側面が切れ目のない海苔で覆われるわけではなくなってしまいましたが、ラップで形を整えれば特に困ることもありません。きれいな断面が映えるのも折りたたみおにぎらずの醍醐味ですが、ラップごと切ると形も崩れず上手に切ることができます。

逆にごはんやおかずを乗せすぎるとその厚みがマチとしてとられてうまくたためないことから、食べやすい大きさの折りたたみおにぎらずになるとも言えます。上手に作るコツは「厚みの意識」ということになるかもしれません。

4分割したエリアのうち、右半分にご飯を配置するとします。左下から上に、右に、下に、と時計回りに順にたたんでいけば、右半分のごはんで両側を挟むことができます。この時、縦横の中央、十字部分はマチになるので、ご飯は四分の一のマス全体ではなく、中央側は少し控えてなるべく薄く盛るようにしましょう。

もちろん1マスだけご飯にしておかずをたくさん入れても構いません。アレンジ自在な折りたたみおにぎらずはどこまでも懐が深いのです。

<アレンジ自在>

具についても決まりはなく、自由自在です。長時間保存せずすぐに食べるのであれば生野菜を加えるのも良いでしょう。ご飯、おかず、生野菜と多彩な歯ざわりが楽しめます。

お弁当にする場合には、傷みにくく水分の出にくい具がおすすめです。普段お弁当用冷凍食品でお弁当箱を埋め尽くしている場合には、同じおかずでも折りたたみおにぎらずにするだけで目先が変わります。食べやすいので、運動会や遠足など屋外でのお弁当にもぴったり。きれいな断面が食べる人の食欲をそそることでしょう。

ご飯を酢飯にして、手巻き寿司ならぬ折りたたみ寿司にしたり、韓国風海苔巻きキンパを折りたたみキンパにしたりも大人気。

「折りたたみおにぎらず」で検索すれば、さまざまなアレンジが広がっていることを実感できます。

 

海苔を飛び越えた更なるアレンジとして、生春巻きの皮や薄焼き卵などの円形の形を活かし、クレープのように包むものもあるのだとか。

この先もおにぎらずの進化は進んでいきそうですね。