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神秘的な青色「バタフライピー」の魅力

2021.10.13

抜けるような夏空よりももっと濃く鮮やかな青。深海から緑っぽさを引いたような神秘的な青。瑠璃色、サファイアブルー、ロイヤルブルー。そんな青色のハーブティーがあるのをご存じですか。

それが、バタフライピーのハーブティーです。

<青色が身も心も癒す>

バタフライピーは和名を「蝶豆(ちょうまめ)」という、大きく開いた花びらが蝶を思わせる青色のきれいな花を咲かせるマメ科の植物です。特にタイではアンチャンと呼ばれ、ハーブティーやカクテル、スイーツの色付けとしてポピューラーなハーブなのだそう。

この青色はアントシアニン色素の一種「テルナチン」によりもたらされます。テルナチンは非常に安定性が高く、酸化しにくいという特徴があります。この強力な抗酸化作用からは、目の疲れの改善や美肌効果、アンチエイジング効果、生活習慣の予防やダイエット効果などが期待できる可能性があるのです。

飲んで嬉しいこの成分が、見た目にも神秘的で美しい青色をしているなんてとてもロマンがありますよね。

さらに、酸を加えるとなんとこの青色が変化します。

レモンなどの柑橘の果汁を加えると、真っ青から赤みが加わって紫色に大胆に変化。青色も紫色も、変わる過程もどれもが映えること間違いありません!

インスタグラムでは2021年8月末現在8万7000件を超える投稿がなされ、その魅力が広まりつつあります。

<沖縄県産品に期待>

このバタフライピーを沖縄の活性化にいかそうとする動きもあります。2021年3月には「バタフライピー産業推進団体」が設立され、13団体が加盟しました。今はまだ沖縄県内での年間生産量はおよそ8トンですが、今後5年で栽培農家を増やし、500トンを目指すとしています。

バタフライピーは収穫する部分が花なので軽く、収穫も容易なことから耕作放棄地の活用や障碍者雇用にもつながるのではないかと期待されます。

コロナ禍の終息がなかなか見えてこない中ですが、沖縄県産のバタフライピーは通信販売などでも購入できます。

実際に足を運んで、目の前に広がる青い海とバタフライピーの青色を楽しむのはもちろん素敵です。

たとえ旅に出るのが難しくても、自宅にいて沖縄県産バタフライピーのハーブティーで美しい沖縄の海に思いを馳せる。そんな小さな沖縄体験も楽しそうですね。

なお、バタフライピーはノンカフェインですが、子宮収縮作用や血小板凝固抑制作用もあります。

1日に1杯程度であれば過度に心配する必要はありませんが、その作用には個人差がありますので生理中や妊娠中には避けた方が安心できそうです。