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注目の植物乳「アーモンドミルク」を知る

2021.10.27

「乳」と聞いてまずイメージするのは、母乳や牛乳など動物の母体から赤ちゃんに飲ませるための液体でしょうか。実は、「乳」という単語は色や食感が動物乳に類似した植物原料の飲料を指す場合にも使われます。豆乳やココナツミルクには確かに「乳」「ミルク」が入っていますよね。

今回はそんな植物乳の中でも人気急上昇中のアーモンドミルクについてレポートします。

<液状にすることで消化吸収率がアップ>

アーモンドミルクはその名の通り、アーモンドを原料にした植物性の乳です。水に浸してふやかしたアーモンドをミキサーなどで細かく砕き、ろ過して作ります。ちょうど大豆から豆乳を作るのと同じような作り方です。スーパーの乳製品売り場でも販売されていることが多く、気軽に購入できます。牛乳、豆乳に次ぐ「第3のミルク」と呼ばれることもあるようですね。

アーモンドにはオレイン酸、ビタミンE、食物繊維などが豊富で、そのまま食べてもさまざまな栄養を摂取できます。アーモンドミルクでは細胞壁を砕いて液状にしますので、より効果的に栄養素を吸収できるのです。牛乳や投入に比べて低糖質・低カロリーなので、ダイエットにもぴったり。しかも豊富な栄養素で健康や美容面でも効果も期待できます。

市販品は、そのタイプにより飲みやすくおいしい味重視のもの、砂糖不使用でアーモンドミルク本来の栄養重視のもの、さまざまなフレーバーつきのものなどラインナップが豊富です。

アーモンドの含有率も製品により約3~12%と幅があります。栄養成分表示などで確認してみると良いでしょう。

舌触りはさらりとしていて、味わいもすっきりとしており舌残りもあまり感じられない軽い飲み口のものが多いという特徴があります。アーモンドの香り、風味がありますが、豆乳のような癖はなく、飲みやすいと感じる人が多そうです。

飲料としてそのまま飲むだけでなく、料理に使うのもおすすめです。カレーやポタージュなどスープのベースにすると牛乳を使う時とは一味違った味わいが楽しめます。アーモンドの風味を生かしてスイーツにアレンジするのもよさそうですね。

なお、市販品では砂糖などの糖分が添加されている商品が多いので、飲みすぎて糖分の過剰摂取にならないように気をつけましょう。またアーモンドアレルギーがある場合にはアーモンドミルクでもアナフィラキシーショックを起こす場合があるので、注意が必要です。

植物乳には豆乳、アーモンドミルクのほかにもライスミルク、ココナツミルク、オーツミルク、ピーナツミルク、ヘンプミルクなどまだまだ種類があります。日本市場でこれらの多様な植物乳がどこまで受け入れられるのか、今後も注目です。