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アフターコロナ時代に「完全食」が注目される理由とは?

2021.11.24

完全食の意味と、注目を集める理由とは

完全食とは、完全栄養食のこと。必要な栄養をしっかりと含む食品であることを意味しています。もちろん一日に必要とされる栄養素の量は、年代や性別、生活スタイルなどにより変化します。ここでいう必要な栄養というのは、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」をもとに設定したものです。

たとえば、商品のパッケージなどで目にする「1日に必要なビタミンCが摂取できる」「鉄分が一日に必要な量の1/2配合されている」といった文言は、この基準をもとにしています。栄養素のなかには、ビタミンやミネラル、たんぱく質、炭水化物などさまざまな種類があります。

忙しい現代人にとっては、バランスの良い食事を心掛けているつもりでも、すべての栄養素を常に充足することはなかなか難しいかもしれません。こうした背景とともに、新型コロナウィルスの長期化による健康への意識の高まりや自炊する機会の増大などが重なって、完全食へのニーズが高まっています。

完全食の具体例は?

完全食と聞いて、新しい食品をイメージする人もいるかもしれません。でも実は、身近な食材にも該当するものが多くあります。

代表的な例としては「卵」です。日々必要とされる30種類の栄養のうち、ビタミンCやクロム、食物繊維を除き多くの栄養を含んでいます。その他、玄米や納豆、バナナなども多くの栄養をバランスよく含有しているという点で、完全食といえます。

それに対して、最近登場したのが栄養計算をもとに開発された完全食もあります。いろいろなタイプがあり、たとえば水や牛乳などで溶いて飲むドリンクタイプやごはんやパンの代わりに食べる主食タイプ、持ち運びにも便利なグミタイプ、汁物として食べるスープタイプなど。手軽に食べられるものから加熱などの調理が必要なものもあり、価格も多種多様です。目的やニーズに応じてチョイスすることができます。

完全食はダイエット中の人たちの支持からも集めています。いつもの食事を置き換えるものや、食事にプラスして栄養補給するものもあります。上手に利用すれば、健やかな食生活を実現に役立つかもしれません。気になる人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。