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炊き込みご飯を炊飯器任せで上手に作るコツ

2021.11.17

実りの秋、食欲の秋ともいわれるように、秋は旬の美味しいものが多く、また過ごしやすい気候で身体を動かすことが増え、健全に食欲が増す季節でもあります。

白いご飯とおかず、の食卓も嬉しいけれど、炊き込みご飯と聞くと「ごちそう」の気分になる人も多いのでは。

そこで今回は、「炊き込みご飯」についてレポートいたします。

<炊飯器にお任せで手軽においしく炊き込みご飯を!>

炊飯器の高性能化が進み、「炊き込みご飯」モードを搭載した炊飯器も一般的になってきました。中には煮込み料理モードなどがある機種もあります。今や炊飯器の用途は炊飯に限らなないと言えるかもしれません。大きく「電気調理器」と捉えると可能性が広がりますね。この炊き込みご飯モードを使うと、炊飯器にお任せでいろいろな炊き込みご飯を作ることができます。

なお、炊飯モードしかない炊飯器を使用している場合には、蒸気口からの水分の吹き出しや故障につながる恐れがありますので、使用している炊飯器の取扱説明書を確認する必要があります。ご注意ください。

<炊飯器おまかせ炊き込みご飯をうまく作るコツ>

炊き込みご飯には具が入るので、5合炊きの炊飯器ならば3合程度で作るとうまくいきます。容量一杯で作るとうまく長けない可能性があるので、少し少なめの容量に抑えておきましょう。

具材が痛む可能性があるので予約炊飯モードは使わず、具材を乗せたらすぐに炊飯するようにしてください。

具材は混ぜこまずお米の上に乗せ、炊き上がったらすぐによく混ぜます。炊飯前に具材をお米の中に混ぜ込んでしまうと対流を妨げてしまい、基本的な「炊飯」がうまくいかない可能性があるからです。

炊き込みご飯をうまく作る上で要となるのは、何といっても水分量です。炊き込みご飯の場合には水と調味料を足したものが炊飯における水分量となるため、水加減をした後に醤油やみりんなどの液体調味料を足すと水分過多となってしまいます。先に液体調味料を入れてから、本来の水加減まで水を加えるのがポイントです。

トマトなど水分の多い具材を入れるときは少し少なめに水加減するなど、微調整するとよいですね。

<うまくいかなくてもめげないで!失敗時のリカバリー法>

炊飯器と一口に言っても、炊飯器のメーカーやお米の乾燥具合、使用する具材の水分量などにより一度でドンピシャの水加減をするのは難しいかもしれません。

でも心配しないでチャレンジしてみましょう。何度も作るうちに徐々に塩梅が分かってきます。

それに、もしうまく炊き上がらなくても、リカバリー方法を知っていれば安心ですよね。

炊き上がりに芯が残ったら、皿に広げて大さじ1~2の水を加えてラップして2分ほどレンジにかけてみましょう。少し蒸らせばやわらかくなっているはずです。

逆に水っぽくなってしまったら、茶碗によそってラップをかけず1分半ほどレンジにかけます。水分を飛ばすのが目的なので、ラップは必要ありません。

味つけが濃すぎたら、水を加えて雑炊や茶漬けに、あるいはチャーハンなどにアレンジしてはいかがでしょうか。卵を加えると味が薄まりちょうどよく食べられるかもしれませんね。

炊き込みご飯というと、伝統的な茶色の五目炊き込みご飯を想像するかもしれません。しかし世界は広いのです。便利な調味料が身近にたくさんありますので、和洋中エスニックを問わずいろいろな炊き込みご飯にチャレンジしてみませんか。

具材も旬のものはもちろんのこと、うま味がギュッと詰まっている缶詰や乾物を使えば、災害用備蓄食品をローリングストックするのにも役立ちます。