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今注目の雑穀の栄養とは。健康のためにどれを選ぶ?

2021.12.15

雑穀が注目を集める理由とは?

健康志向の人たちの間で、少し前から人気を集めている雑穀。飲食店やお弁当などでも「雑穀入りのごはんを使用」などの表示をよく見かけるようになりました。「雑穀は何となく体に良さそう」というイメージを持っている人も多いかもしれません。ここでは、雑穀が注目を集める理由とともに、雑穀に含まれる栄養についてお伝えします。

雑穀とは、「主食以外に日本人が利用している穀物の総称」と一般社団法人日本雑穀協会が定義しています。日本の歴史的な書物「古事記」には「五穀(稲、粟、麦、小豆、大豆)」、「日本書紀」には「六穀(粟、ひえ、稲、麦、大豆、小豆)が登場しており、古くから日本人に親しまれてきたことがわかります。

日本人が白米を食べるようになったのは、戦後の高度経済成長期より後とされています。長い歴史のなかで見ると、ごく最近のことといえるでしょう。玄米に比べて白米は食べやすいというメリットがあるものの、栄養が減ってしまっています。こうした背景もあり、栄養豊富な雑穀の価値が見直され、雑穀を白米に混ぜて食べる方法が支持されているのです。

雑穀に含まれる栄養

雑穀と一口にいっても、いろいろな種類があります。スーパーなどでは、数種類の雑穀がブレンドされた商品もよく見かけますが、それぞれにどんな栄養が含まれているのでしょうか。ここでは、代表的な雑穀の栄養について紹介しましょう。

・黒米…白米に加えて炊くと美しい紫色になる。ポリフェノールの一種「アントシアニン」という成分を含み、薬膳料理にもよく利用される。

・赤米…古くは野生稲が赤米だったことからお米のルーツともいわれている。赤い色にはポリフェノールが多く含まれている。

・押し麦…食物繊維やビタミンEを豊富に含み、プチプチとした食感がある。

・もち麦…水溶性食物繊維「ベータグルカン」が含まれている。モチモチとした独特の食感がある。

・きび…美しい黄色の小さな粒であり、モチモチとした食感が楽しめる。食物繊維やカルシウム、マグネシウム、鉄などを含有する。

・粟…米や麦が普及する前は、よく食べられていた穀物のひとつ。ビタミンB1や食物繊維が豊富で、消化がよく、クセが少なくて食べやすい。

雑穀をごはんに混ぜて炊くと、おいしいだけでなく、ミネラルや食物繊維を手軽に摂取できます。その日の気分や体調に合わせて、自分自身で雑穀をブレンドするのもいいかもしれません。雑穀を上手に活用して、健やかに過ごしたいですね。