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アメリカで大注目の「ユズ」

2022.03.09

アメリカンセレブの御用達とも言える人気オーガニックスーパー「ホールフーズ」は毎年、食トレンド予想トップ10を発表しています。その2022年の食トレンド予想トップ10の中に、私たちにはとてもお馴染みの「ユズ」が入りました。

果たしてユズはアメリカでブレイクするのでしょうか。

<万能柑橘としての可能性>

アメリカの柑橘と言えば、レモンやオレンジが思い浮かぶでしょうか。ヨーロッパでも柑橘類はメジャーな果物ですが、ユズはまだいつでも近所のスーパーで気軽に買える品物ではないようです。

ユズの原産地は中国で、日本へは平安初期に伝わり主に西日本で薬用として栽培されてきました。古くは飛鳥時代から栽培されていたという記録もあるのだとか。現在では生産量消費量とも日本が世界一となっています。近年では国内生産量シェアトップの高知県の尽力もあり、欧米への輸出も着実に増加してきています。

有名レストランのシェフや多くのメーカーの担当者は、ユズの魅力に気が付いたのに違いありません。2022年はアメリカにおいてはさまざまな料理でユズが活用され、ユズフレーバーの食品が販売されるのは確実で、だからこそ食トレンド予想に挙げられたのだと考えられます。

ユズがお馴染みの日本人の感覚とは違い、アメリカ人はユズに新しさを感じているようです。香り高く、果皮・果汁・果肉とそれぞれに魅力があり、甘すぎず酸味があるのでスイーツやドリンクだけでなく料理に使える点もポイントでしょうか。レモンやライムの代わりにユズを使うことで一気にトレンド感を出せるとすれば、シェフやメーカーが飛びつくのも納得です。「ユズをこう使うべきだ」という固定観念のないまっさらの土台からどのようなユズアレンジが生まれてくるのか、とても楽しみですね。

また、その香りや味わいだけでなく健康効果にも目が向けられています。新型コロナウィルスの流行で高まった消費者の健康意識は、ユズに含まれる豊富なビタミンCを重要視しています。この流れはユズのブレイクを後押しする力となりそうです。

アメリカには一足先にメジャーになった「抹茶」があります。今後ユズが抹茶と同等の確固たる地位を築くことになるのか、2022年は注目の1年となりそうです。

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