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香港発のエッグワッフル、ウィズコロナ時代の新定番に?

2022.06.16

香港の屋台で大人気のローカルスイーツ「鶏蛋仔(ガイダンチャイ)」。日本ではエッグワッフルやバブルワッフルの名で知られていて、今、人気が急上昇しています。店舗だけではなくキッチンカーでも販売できることから、その機動性はまさに「ウィズコロナ時代向け」。SNS映えするその見た目も相まってファンを獲得し続けています。

香港で1950年代から広く親しまれているという鶏蛋仔は、タピオカ粉を使用したボリューム満点のワッフル。本場ベルギーで使われる格子状の型ではなく、小さな卵が並んだような独特の型を使うことで、ぷくぷくとしたインパクト抜群の形になります。作り方のポイントは手早く焼き上げた後、金網に乗せて自然の風で乾かすこと。この一手間が外はカリカリ、中はモチモチの食感を引き出す鍵なのだそうです。

香港では生地そのものを味わう「プレーン」が主流のようですが、ニューヨークのチャイナタウンでは、アイスクリームやフルーツを豪華にトッピングするアレンジが発展しました。このニューヨークの流れから、日本でも豪華なアレンジバージョンが人気となっています。ボリューミーでSNS映えする形状が好評で、インスタグラムでは#バブルワッフルで3万件、#エッグワッフルで1.9万件もの投稿があります。

エッグワッフルは店舗だけでなく、全国津々浦々のキッチンカーでも販売されています。昔からキッチンカーの王道商品と言えばクレープですが、エッグワッフルは同じような原材料と設備で作ることができます。定番であるがゆえに目新しさがなくなったクレープから、次なるブームへの期待が高まるエッグワッフルに成り代わる選択肢は十分あり得ます。

移動式のキッチンカーは、ウィズコロナの社会との親和性が高い販売形態です。コロナ禍の終息がいつになるかはいまだ見通せないものの、SNS映えするトレンドスイーツを食べ歩きしたいという欲求は、コロナ禍の2年間で蓄積されていることでしょう。街角やイベント会場などでエッグワッフルのキッチンカーが増えたら、その人気に火がつくかもしれません。ウィズコロナ時代の新しいトレンドに注目したいところです。