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食べてSDGsを実践!サステナブルチョコレートって何?

2022.07.19

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)では2030年までの達成を目標として、17のゴール・169のターゲットが設定されています。こうした流れを受けて、食品業界でもさまざまな取り組みが進められています。この記事では、昨今注目を集める「サステナブルチョコレート」とは何かについて、事例を交えて解説します。

チョコレート原産国が抱える課題に対応

私たちが普段食べているチョコレートの原産国では、生産者の貧困や児童労働、森林減少などたくさんの課題が山積みになっています。こうした課題を解決するために生まれたのが「サステナブルチョコレート」です。サステナブルとは「持続可能な」という意味の英語で、サステナブルチョコレートは人権や環境、経済課題に配慮した方法で製造されています。つまり、消費者はこのチョコレートを選ぶことで、生産地や生産者を間接的に支援することができます。

サステナブルチョコレートは昨今、人気が高まっています。自然食品店や輸入食材店、インターネット通販だけでなく、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでもよく見かけるようになりました。美味しくてお洒落なパッケージのものが多いので、自分で食べるのはもちろん、プレゼントにもおすすめです。

サステナブルチョコレートの人気商品2選

サステナブルチョコレートは海外のものも含めると数多くの商品がありますが、ここでは国内で人気の商品を2つピックアップして紹介します。

ピープルツリー

フェアトレード&オーガニックをテーマにしたチョコレート。フェアトレードとは、「公正な取引」という意味で、発展途上国の生産者・労働者の生活を改善し、自立を支援する仕組みのこと。カカオ豆だけでなく、砂糖やトッピング素材もすべてオーガニックの素材を使っていて、おいしさにも定評があります。ミルクチョコやビターチョコ、植物性ミルクを使用したベジシリーズなどもあり、定番商品から個性的なものまで幅広いラインナップです。

meiji THE Chocolate(明治ザ・チョコレート)

日本の老舗ブランド「meiji」が手掛けていて、ベネズエラやブラジル、ペルー、ドミニカ共和国という生産地別に、4種類のチョコレートが展開されています。meijiは以前からカカオ農家の支援を行っていて、生産地の井戸の整備や環境に配慮した農法を教える取り組みをしてきました。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでも販売されているので、手軽に試すことができるのも魅力です。

 

チョコレートをおいしく食べて生産者も幸せになるのであれば、これほど素晴らしいことはないでしょう。これだけSDGsの考え方が広まったことを考えると、消費者にとってもこうした選択肢が当たり前の世の中になるのかもしれません。