シェアシマが発信する「食品開発者のための専門メディア」
業界情報や製品・サービス紹介などの食にまつわる情報をお届け!

menu icon

人気のタグはこちら

肉の代わりになるスゴイ豆!その可能性に注目

2022.08.23

レンズのように平たい形状をした「レンズ豆」。欧州などではよく知られた豆であり、特にヴィーガンやベジタリアンの人たちに親しまれています。というのも、近年はレンズ豆が代替肉として使われることが多く、あらためてその活用法に注目が集まっています。レンズ豆の特徴や魅力、代替肉としての活用法に迫ります。

レンズ豆ってどんな豆?

レンズ豆はマメ科ヒラマメ属の植物であり、実の部分がレンズ豆と呼ばれています。和名は「ヒラマメ」、英語では「レンティル(lentil)」です。レンズ豆には緑色やオレンジ色、褐色などさまざまな色があり、3~6ミリ程度と非常に小さいことも特徴です。

日本ではあまり親しみがありませんが、レンズ豆はインドやネパールではカレーの具材として、イタリアやフランスなどの国では煮込み料理やサラダなどによく使われています。レンズ豆は石器時代から食べられてきたと言われ、マメ類の中で最も古い歴史を持つとされています。

菜食主義者の人たちから根強い人気のあるレンズ豆ですが、その大きな理由は「栄養が豊富に含まれている」ことです。レンズ豆の栄養としては、ビタミンB群やタンパク質、鉄分、食物繊維を多く含有しています。特に、皮付きの茶色のレンズ豆には100グラム中に9.4ミリグラムの鉄分が含まれていて、これは大豆の含有量よりも多いと言われています。レンズ豆は世界五大健康食品(※)のひとつとされていて、健康的な食材であることが世界的に認められています。

※世界五大健康食品……インドのレンズ豆のほか、日本の大豆、韓国のキムチ、スペインのオリーブオイル、ギリシャのヨーグルトが選ばれている

手軽で便利な代替肉の素材に

レンズ豆は粒が小さいので、ひき肉のような感覚で利用することができます。例えば、ハンバーグや煮込み料理、カレーなどに使ってみてはいかがでしょうか。レンズ豆には特有の匂いがありますので、気になる場合は、スパイスを加えたり、濃いめに味付けをしたりしてみましょう。また、肉独特のうまみを再現するために、きのこ類や発酵調味料などと組み合わせるのも良いでしょう。

レンズ豆は水を吸収しやすいのであらかじめ水で戻す必要がなく、そのまま料理に使うことができます。また、乾燥した状態であれば長期保存が可能です。

料理に使いやすく、栄養がたっぷり含まれているレンズ豆。代替肉と言えば大豆を使った製品をよく見かけますが、新しい食材としてレンズ豆に注目してみてはいかがでしょうか。