シェアシマが発信する「食品開発者のための専門メディア」
業界情報や製品・サービス紹介などの食にまつわる情報をお届け!

menu icon

人気のタグはこちら

セブンカフェ、マイボトル利用の実証実験。実店舗導入へ課題探る

2022.10.25

セブン-イレブン・ジャパンは2022年9月1日、セブン-イレブン店舗内「セブンカフェ」でのマイボトルの利用促進に向けた実証実験を始めました。同社が推進するサステナビリティ活動の一環として行われていて、参加者からは前向きな感想が寄せられています。同社は実店舗での本格運用を視野に、今回の実験結果を生かしていく方針です。

本部ビルで検証、従業員の意識変革から

実証実験は、東京都内にあるセブン-イレブン・ジャパン本部ビルの5階に、カフェマシン2台とボトル洗浄機を設置して行われました。約500人の従業員が対象で、期間は9月30日までの30日間。社員にリユース可能なボトルを配布し、「金銭的な負荷があるほうが実用化に向けて有効な効果が得やすい」との理由から有料で実施しました。

カフェマシンは、店頭で利用されているセブンカフェ自販機をマイボトルが入るように富士電機が改良しました。コーヒー豆は、味の素AGF社が提供したブラックコーヒーのホットとコールド(それぞれR・Lサイズ)の4種類を使用しました。

主な目的は、従業員の環境への意識向上や紙カップやプラスチックカップなどの産業廃棄物の削減効果を検証することです。マイボトルの底に付けられたタグが読み取り機で認証されることにより、利用頻度などが分かる仕組みになっていて、このデータを基に分析が行われます。

「コーヒーが冷めにくい」と好評の声

社員に配布されたボトルはリユースが可能で、真空断熱構造でコーヒーのおいしさを長時間保温・保冷でき、密閉構造のふたにより持ち運びにも便利な仕様です。

また、パナソニックは、同社が開発したマイボトル専用の高速自動ボトル洗浄機を提供。高温水の高圧水流により、洗浄機にボトルをセットすれば約45秒でボトル内部とふたの洗浄を行うことができます。コーヒーを淹れる前に洗浄機を使えるので、ボトルを清潔に保つことができます。

参加した社員からは「取り組みに参加できて非常にうれしい」「マイボトルだとホットが冷めにくい」「洗浄機とセットになっているのはうれしい」という声が挙がっていて、特に「便利さ」について高い評価が集まっています。

実店舗での運用時期は現時点では未定ですが、将来的な導入に向けて、利用状況を確認しながら課題を抽出していく予定です。