シェアシマが発信する「食品開発者のための専門メディア」
業界情報や製品・サービス紹介などの食にまつわる情報をお届け!

menu icon

人気のタグはこちら

【解説】GABA(γ(ガンマ)アミノ酪酸)とは【食品業界用語】

2023.01.05

この記事では、GABAの効果と、GABAを含む食材を学ぶことができます。GABAの構造、脳や体内での役割、栄養価の高い食事への取り入れ方について解説します。

GABA(γ(ガンマ)アミノ酪酸)とは?

GABAは、脳や中枢神経系に存在する神経伝達物質(化学伝達物質)のひとつです。主に抑制性の神経伝達物質であり、脳内の興奮を抑える働きがあります。GABAは、認知、感情、痛み、神経伝達など、さまざまな神経プロセスに関与しています。また、脳内の主要な抑制性神経伝達物質であり、神経インパルスの流れを制御するのに役立ちます。

GABA(γ(ガンマ)アミノ酪酸)の効果

GABAには、脳を落ち着かせる作用があります。また、血圧の低下や睡眠の質を向上させる効果があります。GABAは、潜在的な治療効果についても研究されており、てんかん、うつ病、不安障害など、さまざまな神経疾患の治療に使用されています。

GABA(γ(ガンマ)アミノ酪酸)と脳機能

抑制性神経伝達物質であるGABAは、脳の正常な機能において重要な役割を果たしています。脳の特定の部位の活動を制御し、脳をリラックスさせる鎮静作用があります。不安や精神的ストレスを軽減し、体の緊張を和らげることができます。神経細胞の興奮を抑えることで、神経インパルスの流れを制御し、脳内の活動のバランスを保つのに役立っています。さらに、感情や認知の調節にも関与しており、記憶の形成や学習に関する研究もされています。

GABA(γ(ガンマ)アミノ酪酸)を多く含むレシピ

GABAを含む身近な食材に、味噌やオートミールがあります。オートミール粥や味噌汁などは、手軽に取り入れられるメニューです。また、キヌア、ソバ、ライ麦などの発酵・発芽させた穀物や、トマト、ケール、ほうれん草、バナナなどの野菜や果物にも、GABAが多く含まれています。これらの食品をバランスよく摂取することで、必要な栄養素を摂取することができます。
ただし、GABAは熱に強く水に溶けやすい性質があるので、調理の際は電子レンジの使用がおすすめです。
最近では、GABAを含んだチョコレートなどのお菓子も発売されています。また、食品に頼らず、より濃縮されたGABAを摂取するために、サプリメントを利用することもできます。