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【解説】サステナブル・シーフードとは【食品業界用語】

2023.01.20

この記事では、サステナブル・シーフードの概念について説明します。サステナブル・シーフードとは何か、認証の種類、研究結果、そしてサステナブル・シーフードを選択する利点について解説します。

サステナブル・シーフードとは?

サステナブル・シーフードとは、海洋資源に害を与えることなく生産された、持続可能な生産方法で得られる水産物のことです。具体的な食品としては、タラ・サーモン・サバ・養殖カキなどがあります。

持続可能な水産物は野生生物の寿命を延ばし、将来の海洋資源を守る重要な要素です。

サステナブル・シーフード認証の種類

サステナブル・シーフードとして認められるには、主にMSC(Marine Stewardship Council)認証・ASC(Aquaculture Stewardship Council)認証のどちらかの認証が必要です。
MSC認証は持続可能で管理された漁場で漁獲された水産物であると認めたもの、
ASC認証は環境に配慮した持続可能な養殖による水産物であると認めたものです。
さらに、サプライチェーン事業者は別途CoC認証も必要です。CoC認証は、MSCやASCの認証を受けた魚介類の加工や流通を管理するために流通業者・加工業者に与えられる認証のことです。

サステナブル・シーフードに関する研究結果

サステナブル・シーフードは、人と自然の両方にとって有益です。MSC認証水産物は非認証水産物に比べて栄養価が高く、水銀などの汚染物質が少ないことが確認されています。また二酸化炭素排出量の削減などにより、人々の生活向上に貢献しています。

サステナブル・シーフードのメリット

まずは、SDGzの取り組みとして、サステナブル・シーフードを選択することで生物や環境を保全し、枯渇を防ぐことができます。また野生生物の寿命を延ばし、海岸線の生息地を保護し、活気のある海洋経済の発展を促すことができます。
また、厳しい審査をクリアする必要があるため、消費者は違法な漁業を行う事業者の商品を排除しやすいことも、メリットの一つといえるでしょう。