シェアシマレポート

人気のタグはこちら

納豆は大丈夫?「遺伝子組み換え食品」の見分け方

2020.04.08

ごはんのお供として朝食などに登場することも多い「納豆」。タレをかけるだけですぐに食べられる健康的な一品ですね。冷蔵庫に常備している家庭も多いことと思います。この納豆の原材料名を見ると、「大豆(遺伝子組み換えではない)」と書かれていることがほとんどですが、これは本当なのでしょうか。

と言うのは、日本国内での大豆の消費量のうち約9割が輸入に頼っているとされています。輸入量は「アメリカ」「ブラジル」「カナダ」の順に多く、この3ヵ国で輸入大豆のほとんどまかなっています。アメリカの農務省のデータによれば、大豆の9割以上が「遺伝子組み換え」であり、遺伝子組み換えでない大豆はごくわずか。それにも関わらず、納豆などを始め日本の大豆食品の原材料表示が「遺伝子組み換えでない」ばかりなのには、何だか疑問が残りますよね!

実は食品表示法によれば、原材料名として表示義務があるのは「重量に占める割合が5%以上のもの」のみなのだとか。つまり、仮に遺伝子組み換え食材を使っていたとしても、5%未満であれば表示しなくても大丈夫ということになります。また「重量順で上位3品目」という表示義務のルールもあり、重量が4番目以降であれば表示しなくてもよいということに。ということは、原材料名としては「遺伝子組み換えではない」と書いてあっても、知らず知らずのうちに遺伝子組み換え食品を口に入れている可能性があるかもしれないということです。

そもそもの話として、「遺伝子組み換え食品は危ないのか」ということも気になるところです。遺伝子組み換え食品が登場し始めたのは1970年代。その主な目的は、病虫害に強い作物を作るためでした。人や環境への安全性に配慮し研究などが繰り返し行われた上で、遺伝子組み換え食品が世界的にも広まっていきました。その意味では「遺伝子組み換え食品が危険だという根拠はない」と言われています。ただし同時に「安心であるという根拠もない」というのが、現実的なところです。

「絶対に、安心安全な食」というものを求めるのは難しくても、原材料の表示ルールなどはしっかりと把握し、意識して食材を選びたいですね。例えば、「遺伝子組み換え大豆は一切使用していない」という納豆も時々見かけますが、こうしたものを選ぶというのもひとつの方法かもしれません。

シェアシマはこちら
share
三井製糖株式会社 おやいづ製茶
健康食品原料 製菓・製パン原料特集

関連するレポートはこちら

NEW 2020.10.22

旬の食材「くるみ」でアンチエイジング。その栄養と簡単レシピ。

美と健康におすすめの「くるみ」 秋になると、いろいろな木の実が収穫期を迎えます。そのなかでも人気が高いものと言えば、くるみ。アメリカなどの輸入品もありますが、長野県などで収穫された国産品も出回っています。 くるみの大きな魅力のひとつは「良質な脂肪が含まれている」ということ。不飽和脂肪酸の一種であるオメガ3をたっぷり含有しており、血液をさらさらにする効果が期待されています。その他、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。主なものとしては、抗酸化の働きが期待できる「ビタミンE」と疲労の原因となる乳酸が体内に蓄積するのを防ぐ「ビタミンB1」、肌代謝を助ける「亜鉛」などがあります。 美と健康を意識する人たちの間では、小腹が空いたときの間食やおやつなどにくるみを選ぶ方も増えていますが、この栄養を考えると大いに納得できますね!くるみの約7割が脂肪であるためカロリーは高めですが、その分腹持ちも良いのが特徴です。 ちなみに、くるみの摂取量の目安は1日につき20~30g。1粒あたりの重量が約3gなので、10粒程度ということになります。栄養がたっぷりのくるみですが、食べ過ぎにはくれぐれも注意してくださいね。 くるみを使った簡単レシピ そのまま食べても美味しいくるみですが、料理やお菓子づくりにも大活躍することをご存知でしょうか。 例えば、いつものサラダにくるみを散らしてみたり、炒めものなどに加えてみたりするのも手軽で美味しいです。その他、くるみを粗く砕いたものを使って「青菜のくるみ和え」「くるみのふりかけ」などにするのもおすすめです。 また、お菓子づくりでおすすめなのは「くるみ黒糖」。市販品もありますが、香ばしく煎ったくるみに黒糖の蜜を絡めれば、簡単に手作りすることができます。もちろん、クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子にくるみを混ぜ込むのもよく合います。 最後にスーパーなどで購入する際の、くるみの選び方についてです。「無塩」「有塩」のものがありますが、お菓子などに使う場合には無塩のものを選ぶようにしましょう。有塩のものは、メーカーによって塩加減の違いやスパイスなどが入っているものもあるので、よく確認してみてくださいね。
旬の食材「くるみ」でアンチエイジング。その栄養と簡単レシピ。
NEW 2020.10.19

滋養強壮には欠かせない「山芋」。その栄養と簡単料理レシピ

昔からのスタミナ食材「山芋」 山芋は、別名「山のウナギ」と呼ばれるほどに栄養がたっぷり含まれています。夏の土用の時期などによく食べられる「麦とろご飯」は、麦の入ったごはんに山芋のすりおろしをかけたもの。疲れた身体を元気にする料理として、古くから人々に親しまれてきました。 また、山芋を乾燥させたものは、薬膳では「山薬」と呼ばれ、疲労回復のためのスープなどにもよく使われています。そんな滋養がたっぷり含まれた山芋の旬は、秋~冬にかけてです。スーパーなどでは一年中見かける山芋ですが、旬の時期には栄養価もアップします。 山芋の種類と栄養は? 山芋と一口に言っても、「ヤマイモ属」のなかにはいくつかの種類の芋があります。主なものとしては、長芋や大和芋、自然薯、イチョウ芋などです。限られた地域で栽培される「伊勢芋」や「丹波芋」などは、「大和芋」に含まれます。 気になる栄養についてですが、山芋は消化酵素のアミラーゼをたっぷりと含有しています。このアミラーゼは、お米などのでんぷんの消化を助ける働きがあると言われています。つまり「麦とろご飯」や「とろろご飯」は、食欲の低下や胃腸が弱っている時にもぴったりの料理ということですね。山芋の種類は違っても、栄養価はあまり変わらないとされています。 ちなみに、山芋にアレルギー反応を示す方もあります。代表的なものは「手のかゆみ」などの症状として現れます。気になる方は、手袋をして調理するなど気をつけてくださいね。 山芋のおすすめ簡単料理 すりおろして生でいただくことの多い山芋ですが、実は、加熱料理にもよく合います。熱を加えることで、ホクホクとした食感が生まれ、食べやすい味わいになります。 まずは、手軽にできる加熱料理「長芋のバター焼き」を作ってみましょう。長芋は、よく洗い、皮つきのまま厚さ1センチ程度の輪切りにします。フライパンにバターを乗せて熱し、バターが溶けたら、長芋を両面焼きます。香ばしく焼けたら、しょうゆをひと回し。酒の肴にもよく合う一品があっという間にできあがります! その他、揚げものや炒めものにもよく合うので、ぜひ試してみてくださいね。旬の食材のパワーをいただいて健やかに過ごせますように。
滋養強壮には欠かせない「山芋」。その栄養と簡単料理レシピ
NEW 2020.10.15

最近よく聞く「ゼロ・ウェイスト」とは?身近な事例と参考図書もご紹介

ゼロ・ウェイストとは? レジ袋有料化などに伴いゴミを減らす動きが加速するなかで、最近よく聞く言葉のひとつが「ゼロ・ウェイスト」。これは、ゴミなどの廃棄物をどう処理するかではなく、ゴミそのものを出さないようにしようとする考え方です。 日本のリサイクルは先進的な技術力を持っていますが、リサイクルするためには大量のエネルギーが必要となります。またリサイクルを繰り返すことによって素材の質が悪くなり、新しい資源を投入しなければならなくなるという現実もあります。つまり、リサイクルによって「資源が元に戻る」わけではありません。リサイクルをしながらも、資源を消費し続けているということになるのです。 ゴミの削減の分野では、リデュース・リユース・リサイクルの頭文字を取った「3R(スリーアール)」の考え方が浸透しつつありますが、実際はゴミの量はなかなか減らないという状況があります。例えば、昨今問題視されている「食品ロス」などは、むしろ増加しているというデータも出ています。 取り組み事例と参考図書は? こうした背景を受けて、ゼロ・ウェイストの取り組みは世界各国に広がりつつあります。例えば、ブータンでは毎月2日に「ゼロ・ウェイスト・アワ―」を定めています。2030年までに「廃棄物ゼロ社会」を実現することを目指して、この日に約1時間清掃をするというものです。 国内では、2003年に日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を発表した徳島県上勝町が注目を集めています。地域固有の課題と向き合いながら、ゴミ削減に向けた数々の取り組みを行っています。 国や地方自治体だけでなく、飲食店や空港、小売店、イベントなどにもゼロ・ウェイストの動きは広がっています。また昨今では、家庭から気軽に始められる取り組みを紹介した本として「ゼロ・ウェイスト・ホーム―ゴミを出さないシンプルな暮らし(ベア・ジョンソン著)」や「プラスチック・フリー生活―今すぐできる小さな革命(シャンタル・プラモンドン著)」などの本も出版されています。 ゼロ・ウェイストの概要を知るとともに、取り組み事例や参考図書なども参考にしながら、身近にできることを考えてみてはいかがでしょうか。
最近よく聞く「ゼロ・ウェイスト」とは?身近な事例と参考図書もご紹介
NEW 2020.10.05

食べるだけではもったいない。アンチエイジングにも使えるごま油の活用法

スキンケアにも使える、ごま油 ごま油と聞くと「料理に使うもの」というイメージをお持ちの方が多いと思います。でも実は、マッサージやスキンケアなどにも古くから使われてきた素材なんです。家庭に常備していることの多いごま油を使って、美容やアンチエイジングのお手入れが手軽にできるとしたら、とても嬉しいですよね!そこで今回は、その意外な活用法を紹介したいと思います。 ごま油を使ったスキンケアのなかでも有名なものとして、インドの伝統医学・アーユルヴェーダがあります。現地では「若返りのオイル」とも呼ばれ、うがいやマッサージなど、美と健康を保つための幅広い用途にごま油が使われています。 アーユルヴェーダの考え方によれば、ごま油には、体力をつける、美肌、身体を温める、身体の浄化、老化防止などの効果が期待されると言われています。例えば、スキンケアとしてごま油を使い続けることで、若々しい肌を保つことができるということです。 ちなみに、肌に塗ったごま油は身体の奥まで染み込んでいくのだとか。そのため、身体がそれを受け入れられる状態であることが必要です。食事の直後や、身体が疲れている時、体調不良の時などは使用しないようにしましょう。 ごま油を使って、スキンケアをしてみよう! では早速、ごま油を使ったスキンケアを試してみましょう。美容を目的とする場合には、「太白ごま油」という白いごま油を使うのがおすすめです。これは、通常の褐色のごま油とは異なり、焙煎しないで生の状態のまま絞っているタイプです。 使用する前に、「キュアリング」と呼ばれる加熱処理をしましょう。これにより、抗酸化成分が生成され、油自体も酸化しづらくなります。やり方は、厚手の鍋にごま油を入れて弱火で加熱し、90~100℃になったら火を消します。粗熱が取れたら、遮光ガラス瓶に移します。すぐに温度が上昇するため、温度計を利用するのがおすすめです。 このキュアリングしたごま油を使って、身体や顔のマッサージを行います。力は入れないで、優しく滑らせるようにするのがポイントです。シワなどが気になるところは、丁寧にマッサージしてみてくださいね。 身近なごま油を使って、美と健康を維持できますように。
食べるだけではもったいない。アンチエイジングにも使えるごま油の活用法