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現代人は食べすぎている!? 話題のインターミッテントファスティングとは

2020.11.23

テレワークや外出自粛などで自宅にいる時間が長くなった結果、つい一口、もう一口、とおやつを食べてしまうことの多い、そこのあなた。
少し服やベルトがきつくないですか?
全世界的に同様の方は大勢いらっしゃるそうですが、時流の最先端! と喜ぶわけにもいきません。
そこで今回は、続けやすいだけではなく結果+αの効果が期待できる話題のダイエット、インターミッテントファスティングを紹介します。

食べる時間を8時間以内に収める

インターミッテントファスティングは8時間ダイエット、あるいは16時間断食ともいわれる間欠断食によるダイエット方法です。
1日24時間のうち食事をとる時間を8時間以内に済ませて、残りの16時間は甘くない飲み物だけで過ごします。
例として、朝食べずに昼食を正午ごろに食べるとすると、夕食は20時までに済ませます。
あるいは、10時に朝食、お昼に昼食、ちょっと早めの18時までに夕食を済ませるスケジュールなら3食食べることもできます。
食べてよい時間を制限することで食べる量が減りますので、減量効果が期待できるわけです。
逆に言えば栄養不足に陥りやすいとも言えますので、カロリーの多いものではなく、栄養バランスの整った食事を摂る必要があることにも注意しましょう。

現代人は食べすぎ?

はるか昔、狩猟時代の人類には十分な食べ物がありませんでした。
野生の肉食動物のように狩りを行うとしていつでも獲物がいて毎回成功する、果物や木の実も年中都合よく収穫できるなどという都合のいい世界ではなかったことは容易に想像できます。
そんな太古の人類は「空腹感」を頻繁に感じていたに違いありません。
しかし時は変わって現代。口寂しい、何となく物足りない、そんな偽の空腹感ではない、本当の空腹を感じた、という人はどのくらいいるでしょうか。

適切な空腹感は、健康に良い効果をもたらすと言われています。
実は消化というのは内臓にとっては大変負荷のかかる作業ですので、断食(食べない時間を作ること)は内臓を休ませる効果があります。その他にも腸内環境の改善や免疫力向上、アンチエイジングなどの効果が期待できます。
最近では、適切な空腹感をもたらす間欠的断食が長寿への鍵ではないかといったニュースが巷をにぎわせましたね。
時代の変遷とともに、「いつもおなかが満たされていること」の価値は変わってきているのです。

「これさえやれば結果が出る」は禁物、注意深く慎重なダイエットを

食事内容の制限が少ないので続けやすく効果が出やすいと言われるインターミッテントファスティングですが、もちろん万能ではありません。
注意点として、下記などが挙げられます。
・回復食を意識する(16時間断食後の食事による急激な血糖値変化に注意する)
・1か月あたりの減量は体重の5%までを目安にする
・カロリーが不足しすぎると筋肉が分解されて基礎代謝が低下してしまうので、たんぱく質を多く食べるよう意識する
・元の食生活に戻すとリバウンドして当然なので注意する
・妊娠中の女性、高齢者や子供、インスリン依存型糖尿病患者、摂食障害経験者は医師に相談する

生活状況から体質、食欲の度合いや空腹感の感じ方など、すべてにおいて個人差があります。
したがってやみくもに飛びつくのではなく、自分自身の身体の声に耳を澄ませることが大変重要です。

さまざまに注意点を述べましたが、臆していてはダイエットを始めることはできません。
結局、どのようなダイエットに取り組むときでも、体調の自己管理は必要なのです。
単なる減量にとどまらない、一歩先の健康を見据えて取り組む「インターミッテントファスティング」。
効果が感じられるまで2週間ほどかかると言われていますので、まずは2週間、始めてみませんか。