台湾初!チーズクリーム×お茶の不思議な組み合わせ。
2018年から流行中のタピオカドリンク。専門店が続々とオープンし、連日行列をつくるほどの人気を集めています。とはいえブームはいつか去るもの。次に大流行するのでは?と噂になっているドリンクがあるのをご存知でしょうか。それは「チーズティー」。すでに東京や名古屋で専門店がオープンしており、今後増えていくことが予想されます。チーズティーとは一体どのような飲み物なのか、どうして注目されているのか、その秘密を探ります。
チーズティーとは紅茶や烏龍茶、台湾茶などの上に、ほんのり塩気の効いたチーズクリームを乗せた新感覚ドリンクのこと。発祥は台湾で、屋台でチーズクリームを乗せた中国茶を出したことがきっかけといわれています。その後、中国や東南アジア、アメリカなどに広がっていき、今や日本にもその波がやってきました。最初はお茶とクリームが2層に分かれているので色合いが美しく、“インスタ映え”にもピッタリ。飲み方も独特で、はじめにチーズ部分だけを飲み、次にストローでお茶を飲んで口の中でマリアージュを楽しみ、最後はお茶とクリームを混ぜて飲むことで味の変化を楽しむようです。
日本では、2018年8月に日本初のチーズティー専門店「FORTUNER tea-box(フォーチュナー ティーボックス)」が東京の原宿にオープン。大きく分けてストレートティータイプ、フルーツティータイプ、ミルクティータイプの3つがあり、甘さレベルを選べたり、タピオカをトッピングするなどカスタマイズが可能です。また、お店のロゴマークになっている女の子のように、“くちひげ”をつけることができる蓋があるのも特徴。店内の装飾やテイクアウト用のバッグもポップでかわいいと注目されています。
2019年6月には、本場・台湾より「machi machi(マチマチ)」が上陸。台湾メディアにて“神のチーズティー”と称された話題の専門店で、1杯ずつ丁寧に抽出した台湾茶の上にふわふわの濃厚チーズクリームを乗せています。香り豊かな台湾茶の美味しさを閉じ込めてくれるクリームを、同店では“チーズキャップ”と呼んでいるとか。さらに、パンナコッタやゼリーを崩しながら飲むボトルドリンクも用意しており、今後さらなる人気を集めそうです。
甘いものとしょっぱいもの。交互に食べたくなるものが一度に味わえてしまう、まさに魅惑のドリンク。タピオカドリンクのように一大ブームを巻き起こすか。今後注目していきたい一品です。