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クラフトビール後編~フレッシュなクラフトビールを自宅で飲みたい!~

2021.01.26

主にビアバーなどの飲食店で飲むイメージの強いクラフトビール。瓶や缶で市販されているものもありますが、やはりビアバーの壁に並ぶタップと呼ばれる蛇口から注がれたばかりのクラフトビールは格別です。
なかなか外で飲み会をするのは難しいこのご時世ですが、だからといってあきらめてしまうのはもったいない!
実は、最近ではクラフトビールをテイクアウトできる店も増えてきています。
自宅で注ぎたてクラフトビールを楽しむ方法を紹介します。

グラウラー(グロウラー)

ビール好きの心をくすぐるビール専用水筒「グラウラー」をご存じですか。
「growler」の「growl」は「うなる」意で、蓋を開けるときに聞こえるビールの炭酸ガスの音が動物の唸り声に似ていることが語源なのだとか。
日本ではまだなじみの薄いグラウラーですが、欧米ではクラフトビールの量り売りは一般的な販売方法で、さまざまなグラウラーから好みのものを選んでクラフトビールをテイクアウトするのだそうです。
グラウラーは洗って繰り返し使うものなので、ごみも出ずエコ。環境にやさしい容器としても注目されています。
グラウラーには保冷機能の有無で2つの種類があります。
保冷機能がないものはガラスやステンレス製で、グラウラーごと冷蔵庫や氷水の中に入れて冷やすという使い方ができるほか、あまり冷やさずに飲むエールビールなどを入れるのがおすすめ。
保冷機能があるものは真空二重構造になっており、持ち運び時間が長い場合に最適です。
なお、通常の水筒には炭酸飲料を入れることはできません。ビールをテイクアウトする際には必ず炭酸飲料を入れられる容器を使用するようにしましょう。

クラウラー、ペットボトル

お店によってはその場でアルミ缶に詰めて製缶してくれるクラウラーという方法もあります。
まだ導入しているところはさほど多くはありませんが、目の前で缶に封がされるのは見ていて物珍しく面白く感じられそうです。
水筒であるグラウラーよりも気密性が高いので、フレッシュさが比較的長持ちするのも特徴です。
そのほかに、茶瓶と同程度の遮光性を備えたビール専用のペットボトルが利用できるところもあります。ペットボトルは軽く、安価なのがメリットです。

最近ではビアバーだけではなく、ブルワリー(醸造所)にテイクアウト販売を行うグラウラーショップが併設されていることもあります。
例えばキャンプ場で1泊してバーベキューを楽しむ場合、キャンプ場近くにブルワリーがあればクラフトビールを好きな量テイクアウトしてバーベキューで楽しむこともできるわけです。思い浮かべるだけで喉がなってしまいそうですね。

本来、飲食店で提供される酒類はその場で飲むのが原則であり、テイクアウトするためには酒類小売業免許が必要でした。しかしコロナ禍となったことで、お酒のテイクアウトができるよう、国税庁は「期限付酒類小売業免許」を付与する措置をとりました。
これを機にもっとクラフトビールを含め酒類全般のテイクアウトの裾野が広がる可能性は高いと考えられます。
いつもはいつもの缶ビール、特別な時にはクラフトビールのテイクアウト。そんな家飲みスタイルも素敵ですよね。

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三井製糖株式会社 おやいづ製茶
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NEW 2021.03.02

最近話題の「プロテインカフェ」ってどんな場所?

プロテインカフェって何? 最近注目を集めている「プロテインカフェ」をご存知でしょうか。プロテインカフェとは、その名前の通り、プロテインを使った飲み物や間食を気軽に楽しめるカフェのことです。形態としては、プロテインを使ったメニューを全面に打ち出した「プロテインカフェ」だけでなく、フィットネスクラブやジムなどに併設されているカフェやヘルシーフードを提供するカフェでのプロテインメニューの提供など、さまざまスタイルがあります。昨今のプロテインブームを受けて、プロテインカフェやプロテインメニューを取り入れたお洒落なカフェが全国に続々と登場しています。 筋力アップなどのトレーニングをしている方だけでなく、いつまでも健康を保ちたいと願う方からも大きな支持を集めるプロテイン。その一方で「プロテインの味や香りが苦手」「プロテインを美味しく摂取する方法が知りたい」という声も少なくありません。そこでプロテインカフェを上手に活用して、美味しく楽しくプロテインを摂取してみてはいかがでしょうか。 プロテインカフェの定番メニューとは? では実際の事例をもとに、プロテインカフェでの定番メニューをご紹介しましょう。まず、トレーニングや散歩、仕事などの合間に気軽に利用できるスムージーのような飲み物はいかがでしょうか。バナナやパイナップル、ストロベリーなどの果物とプロテインを混ぜ合わせたトロリとした飲み物です。使用する素材によって「エネルギー補給」「美容や健康な体づくり」「疲労の回復」などのテーマが設定されていることも多いので、自分の目的に合ったものを選んでみましょう。果物の他には、モロヘイヤやほうれん草、にんじん、トマトなどの緑黄色野菜をブレンドしたものもあります。「野菜が不足しがち」という方にも魅力的ですね。 また、プロテインを配合した「アーモンドラテ」や「抹茶ラテ」、「ほうじ茶ラテ」なども人気メニューです。カフェタイムに気軽に利用できそうな飲み物がたくさんあるのがポイントです。タンパク質だけでなく、牛乳ベースのものを選べばカルシウム、アーモンドミルクベースのものを選べばビタミンEが補給できるのも嬉しいですね。 プロテインメニューと一緒に、野菜や果物がたっぷりのヘルシーなメニューを用意しているカフェも多くあります。ストイックになりがちなトレーニングなどの合間に、プロテインカフェなどで気分をリフレッシュして、美と健康への意識を高めるのもいいかもしれません。まずは近くのプロテインカフェへぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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NEW 2021.02.09

コンブチャって昆布茶じゃないの?その意外な正体とは

「コンブチャ」という飲み物をご存じですか。 なぜカタカナ?昆布茶じゃないのと思ったそこのあなた。 実はコンブチャは昆布茶ではなく、緑茶や紅茶などのお茶を発酵させて作る植物性の発酵ドリンクなのです。 コンブチャの由来 コンブチャは東モンゴル原産の伝統的発酵茶で、ロシアを経てやがてヨーロッパに広まったと言われています。 実は国内で1970年ころに一度「紅茶キノコ」として流行した発行飲料と同じものなのです。ブームのころに自宅で作ってみたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。 紅茶を発酵させてできる塊がキノコのように見えることから紅茶キノコと呼ばれていましたが、これは実際にはキノコではなく、産膜性酢酸菌が生み出すセルロースゲルです。 このセルロースゲルを昆布と勘違いしたことからコンブチャと呼ばれるようになったのではないかと言われています。 英語で「kombucha」と綴りますが、実際には日本人のイメージする昆布茶とは全くの別物ですね。 ついでにひとつ豆知識、ナタデココも同じく産膜性酢酸菌の生成したセルロースゲルの一種なんですよ。 欧米で流行するコンブチャ コンブチャは欧米の健康志向が強いセレブの間で大流行し、日本に逆輸入されてSNSで拡散されたことから、日本でも再流行しています。 作り方は簡単で、淹れた紅茶や緑茶に砂糖を加えてぬるくなるまで冷まし、スコビーと呼ばれる菌株を入れ、直射日光を避けて保存するだけ。暖かければ数日から1週間ほどで発酵が進んできます。 液上面に膜がはり、味見してまろやかな酸味があればコンブチャの完成。 ただし、あくまでも微生物の働きで作るものになりますので、管理によってはカビが生えたり有害な菌が増殖したりしてしまう可能性もあります。 そのため、最近では自宅で作るよりも完成品を飲料・エキス・サプリメントなどの形で販売するのが一般的です。 日本では身近な納豆や味噌、ヨーグルトと同じ発酵食品の一種ですので、人体にも良い影響が期待できますね。 コンブチャは発酵時にアルコールを生成することから、これを利用してお酒として楽しめる商品もアメリカなどで展開されており、国内でもコンブチャを使ったクラフトビールが飲めるバーも登場してきています。 逆輸入で脚光を浴びるコンブチャ。欧米のブームに追随するのか、はたまた国内で独自の進化を遂げるのか。 この先もコンブチャに大注目です。
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2021.02.02

ノンカフェインで美味!今話題の「マヤナッツコーヒー」とは?

カフェインを含まないコーヒーが人気! 仕事や家事などの合間に気分転換したい時によく飲まれるコーヒーですが、「カフェインの入っていないコーヒーを飲みたい」という方が増えています。妊娠中や授乳中の方だけでなく、美容や健康のためなどその理由は人それぞれです。 こうした背景を受けて、最近では大手コーヒーチェーン店などでも「デカフェ」「カフェインレス」という文字をよく見かけるようになりました。しかし、いざ試してみようとすると「いろいろな種類があり選ぶのに迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。 実際に、カフェインレスコーヒーと一口に言っても、インスタントから豆を挽くタイプまでさまざまな種類があります。たんぽぽコーヒーやチコリコーヒーなど、コーヒー豆の代わりに別の素材を使用したものも数多くあります。 そんななかで、美や健康に意識の高い人達の間で話題になっているのが「マヤナッツコーヒー」。そこで今回は、このマヤナッツコーヒーについてご紹介したいと思います。 マヤナッツコーヒーの魅力 マヤナッツとは、グァテマラの森林で育つラモンという名前の木から収穫できる実のこと。古代マヤ人はこの実のおかげで生き延びたとも言われるほど、栄養価に富んでいます。そんなマヤナッツを天日で乾燥させて焙煎し、粉末状にしたものがマヤナッツコーヒーです。香ばしい苦味と深いコクがあり、コーヒーが好きな方からも人気を集めています。もちろん、カフェインは含まれていません。 マヤナッツは、高タンパク・低脂肪であるだけでなく、現代人に不足しやすいビタミンやミネラルも豊富に含んでいます。また、必須アミノ酸「トリプトファン」がたっぷりと含まれているのも人気の理由のひとつです。トリプトファンは、通称「ハッピーホルモン」と呼ばれるセロトニンを作るとされています。私自身もマヤナッツコーヒーが好きでよく飲みますが、ほっと一息付きたい時にぴったりの飲み物です。 マヤナッツコーヒーは、熱湯で溶かすだけでも手軽に飲めますが、煮出すことでより風味がしっかりと味わえます。豆乳や牛乳などを加えてミルクコーヒーやカプチーノ風にするのも美味しいです。甘さが足りないという時には、黒砂糖などを加えてください。また、クッキーなどのお菓子づくりに加えるのもよく合います。今話題のマヤナッツコーヒー、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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2020.12.21

食品業界におけるブロックチェーンの可能性とは?③

①ではブロックチェーンの簡単な仕組み、②では国内における実証実験の事例を紹介しました。 最終回となる今回は、海外における具体的な事例を紹介します。 ネスレ 日本では主にコーヒーでお馴染みのネスレは、実は飲料・食品業界で売上世界トップを誇る食品メーカーです。 IBMが開発した食品サプライチェーンの追跡ネットワークである「IBM Food Trust」に立ち上げ初期から参加するなど、ブロックチェーンを積極的に活用しています。 2020年4月には、スウェーデンで展開するコーヒーブランド「Zoégas(ゾエガス)」の「Summer 2020」シリーズを「IBM Food Trust」上で追跡できるようにするという発表がありました。 パッケージにあるQRコードをスキャンすると、収穫されたコーヒー豆が店頭に並ぶまでどのような経路をたどったかが確認できるといいます。 ブロックチェーン上に書き込む情報については、正確な情報提供を行う役割を第三者である信頼のおける認証機関が担うことで、ブロックチェーン上に虚偽の情報が書き込まれないようになっています。 「IBM Food Trust」は2018年に商用提供が始まっており、Nestlé(ネスレ)だけでなくウォルマートやドール、ユニリーバなどを含む80社以上が参画しています。 スターバックス 世界最大手のコーヒーチェーン企業であるスターバックスも、ブロックチェーンを利用した「農園からカップまで」のコーヒー豆追跡プロジェクトを2020年8月から展開しています。スターバックスはマイクロソフト社と提携しており、利用しているのは上のIBMとは異なるプラットフォームです。 全米のスターバックスで購入したコーヒー豆のパッケージに記載されているコードをウェブ上に入力すると豆の原産地や焙煎業者の情報を追跡でき、また逆に生産者側も豆が最終的にどこで買われていったのかまでわかるといいます。 フェアトレード品にコーヒーが多く見られるように、コーヒー豆生産の現場は雇用環境が劣悪であったり、賃金が低かったりすることが少なくありません。 生産者がコーヒー豆の流通経路に関して、この追跡プログラムなどを通じて知識を得ることで、経済的により独立し、活路を見出せる可能性も十分にあります。 アンハイザー・ブッシュ・インベブ 聞きなれない企業名のように感じられるかもしれませんが、アンハイザー・ブッシュ・インベブは「バドワイザー」や「ヒューガルデン」ブランドで知られる酒類メーカーで、ビール飲料の世界シェアは3割にも達します。 サプライチェーン内の製品追跡にブロックチェーンを利用し、主としてアフリカ農家の生活水準向上を目指しています。 システム導入以前は、現地の農家は収入証明の書類を持たず、銀行口座の開設もままならなかったといいます。 しかし農作物をサプライチェーンで管理することで、現地の農家はアンハイザー・ブッシュ・インベブのサプライヤーであることを証明できるようになり、銀行口座を開設できるようになったそうです。 このように、海外では消費者向けだけではなく、生産者に向けてもトレーサビリティシステム活用が期待されています。 現在は開発中のものも含めて多数のプラットフォームが併存しています。 この先ブロックチェーンプラットフォームは一つのものに標準化されていくのか、あるいは複数サービスがうまく住み分けて共存していくのか。 数年単位でどんどん進んでいくと期待される食品業界におけるブロックチェーンを利用した追跡システムに、今後とも注目していきます。
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