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農業×ITの現状や目的とは?ドローンを利用した米作りなど具体例も

2021.03.25

「スマート農業」の定義・目的とは?

高齢化が進み人手不足が叫ばれる農業において、IT技術を活用した取り組みが進んでいます。農林水産省では、「ロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業」のことを「スマート農業」と定義しています。スマート農業は、他の国々では「スマートアグリ」「スマートアグリカルチャー」「アグテック」「アグリテック」などとも呼ばれ、すでにさまざまな取り組みが行われています。

IT技術の進化や普及によって、社会全体が便利で効率的なものへと変化する一方で、従来の農業においてはITやICTの導入が難しいと言われてきました。しかし、少し前から農業分野におけるIT技術の導入が加速度的に進んでいます。

スマート農業の目的は、慢性化しつつある人手不足を補うことだけではありません。これまでは家族間で継承してきた農業技術を、スマート農業を活用することにより、新規就農者へスムーズに伝えていくことができます。

また、スマート農業には、日本の食料自給率を高める目的もあります。人材不足のなかで食料自給率を高めるために、ロボットなどを上手に利用することが求められています。

ドローンを活用したお米ってどんなもの?

ドローンやAIを使うことで農薬の使用量を減らして作った安心安全なお米が登場し、注目を集めています。AIなどの利用により、害虫を検知や、作物の生育状況の把握がしやすくなり、消費者や環境にやさしいだけでなく、農家の人たちの手間を省くことにもつながっています。

こうした米作りの方法はいろいろな産地で導入されるようになりつつあります。消費者の側から見れば、お米の品種や、玄米・白米・無洗米といった種類を選べるようにもなってきており、どんどん進化しています。

農業分野におけるIT技術の導入には、やってみなければ分からないような困難や障害も多く、一筋縄ではいかないことも多くあります。しかしながら、農業の人材不足問題を解決し、日本の食料自給率を改善していくために効果的な方法のひとつであることは事実です。

ドローンを活用した米作りなどの事例に学びながら、これからもその進捗をチェックしていきたいですね。

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「酒離れ」は広がっているか ①データから読み解く

一昔前に比べて愛煙家の肩身が狭くなっています。タバコの健康への影響、度重なる値上げ、喫煙ゾーンの縮小でタバコをたしなむのも大変になってきましたよね。これに続いて、愛飲家の肩身も狭くなっていると感じたことはありませんか。アルコールの健康への影響がクローズアップされたり、コロナ禍も重なって飲み会が激減したり、酒税の変更で値上げとなったものがあったりと、飲酒を取り巻く環境も変わってきています。 <飲酒はもはや「マイナー」> 愛飲家の肩身が昔よりも狭くなってきはじめているとして、厚生労働省の興味深い調査がありますのでご紹介しましょう。 平成30年に行われた「国民健康・栄養調査報告」によると、月に1日以上飲酒をすると答えたのは44.4%。なんとすでに飲酒は過半数を割るマイナーな行為になっているのです。さらに月に1日以上飲酒する人の中で、週に3回以上清酒1合換算以上を飲む「飲酒習慣がある」と答えたのは全体の19.8%。これが20代では7.9%にまで低下します。30代では17.4%、40~60代では25~30%程度で、70代以上は12.9%です。70代以上の高齢者よりも20代の若者のほうが飲酒習慣のある人の割合が少ないという驚くべき結果です。 <若者の酒離れ> 現代の若者は「強制されない」教育を受けてきています。一昔前の「飲めて一人前」「飲むのは大人のたしなみ」という価値観を強制されないので、「飲みません」と気軽に断ります。これはアルコールの強要は良くないことと浸透してきたこともあり、飲酒の誘いを断ることのできる社会へと成熟してきたという言い方もできるでしょう。 若者にとって、もはやアルコールは大人の証といったイメージはないのかもしれません。逆に泥酔したみっともない姿がイメージされている可能性すらあります。仕事の後にちょっと一杯ひっかける。そんな文化は30年後には廃れてしまうのでしょうか。 ここでお酒に関する出費についても考えてみましょう。例えば週に3回100円の缶チューハイを2本ずつ自宅で飲むとすると、1年間で31,200円ほどとなります。これで済めばよいですが、飲めばつまみも欲しくなります。加えて自宅で飲む人は外で飲むことも多いので2か月に1度5000円予算で飲みに行くとプラス30,000円。中高年層に比べると収入がさほど多くない若者にとって、年間何万円もかかるアルコール代は無視できない金額かもしれません。お酒を飲まなければこのお金をほかに回すことができ、好きなガジェットを買ったり、旅行に行ったりといろいろな可能性が広がります。 若者が飲酒しない要因は一つではなく、社会状況といった外的なものと飲酒への意識といった内的なものが絡み合い、大きなうねりとなっていると考えられます。 ②ではこの飲酒離れにも関係する「ソーバーキュリアス」について紹介します。耳なれない言葉ですが、今を読み解くヒントになる言葉ですので、この機会に理解を深めてみてくださいね。
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軽食がブーム!フルーツ大福ほか人気商品を紹介

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「ハードセルツァー」の持つ次世代アルコール飲料としての可能性

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