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乳酸菌入りの漬物ってキムチだけ? 日本の伝統食にも含まれていた!

2021.06.02

キムチに含まれる乳酸菌とは

乳酸菌を含む食べ物と聞くと、ヨーグルトを思い浮かべる方も多いかもしれません。でも実は、韓国生まれの漬物「キムチ」にたくさんの乳酸菌が含まれていることをご存知でしょうか。

キムチは、アミエビや野菜を乳酸発酵させることで作られます。いろんな食材が乳酸発酵することにより、独特の旨味が生まれます。キムチを手作りすると、時間が経過するにつれて酸味と旨味が増していきますが、これも乳酸発酵している証拠です。

乳酸菌の健康効果や腸への影響は各方面から注目されており、「腸活」という言葉も人気を集めています。韓国には肌の美しい女性が多いことで知られていますが、一説には「キムチを毎日のように食べて乳酸菌を摂取しているから」とも言われています。

日本の伝統食「ぬか漬け」は乳酸菌の宝庫!

乳酸菌を含む漬物は、キムチだけではありません。日本の伝統食であるぬか漬けにも、乳酸菌が豊富に含まれています。

ぬか漬けは、米ぬかと塩などを混ぜて熟成した「ぬか床」に野菜を漬け込んだもの。乳酸菌だけでなく、酵母や微生物などが混じり合い、独自の味わいを生み出しています。

ぬか漬けと聞くと「匂いが気になる」「管理が難しそう」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。最近はぬか漬けが手軽に作れる「ぬか漬けキット」なども登場しており、匂いを気にしないでぬか漬けを手軽に楽しむことができます。

ぬか漬けキットにもいろいろな種類がありますが、一人暮らしにもおすすめの小さいタイプや冷蔵庫で保存できるタイプなどもあり、若い世代にも人気を集めています。

ぬか漬けは私も大好きですが、旬の野菜を切って漬け込むだけで、翌日には野菜が美味しく大変身!手間をかけずに身体にやさしい一品ができあがるので、忙しい人にもおすすめです。

乳酸菌の健康効果を引き出す食べ方

キムチやぬか漬けの乳酸菌の健康効果を期待するなら、ぜひ意識したい食べ方のポイントが2点あります。ひとつ目は、「毎日続けて食べること」。乳酸菌に限ったことではありませんが、継続して摂取することが大切です。

ふたつ目は、「(加熱しないで)生のまま食べること」です。乳酸菌は熱に弱いという特徴があるため、加熱しないでそのまま食べるようにしましょう。

キムチやぬか漬けを美味しく食べて乳酸菌を摂取し、身体の内側から健やかに過ごしたいですね!

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海外で話題の「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」とは 持続可能な環境を保っていくためには、多方面からのアプローチが必要です。昨今いろいろな取り組みが行われていますが、私たちが身近にできることのひとつが「食事を見直す」ことではないでしょうか。そこで今回は、海外で最近話題になっている「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」について紹介したいと思います。 プラネタリー・ヘルス・ダイエットを一言でいえば、肉食を減らして、野菜や果物中心の食事にすること。これまでのダイエット方法は人間に対するものでしたが、ここでは人間を含む地球全体の健康を保つことを目的としています。 このダイエット法は、持続可能な食糧システムを実現するための方法として、2019年に世界16カ国の研究者が発表したガイドライン。日本ではまだあまり知られていませんが、海外ではとても注目されています。 プラネタリー・ヘルス・ダイエットの実践方法 プラネタリー・ヘルス・ダイエットと聞くと、「難しそう」「厳しい食事制限があるのでは」と思う人も多いでしょう。でも、そんなことはありません。たとえば「1日のエネルギーは2500キロカロリー」と設定されており、摂取カロリーを減らすというものではないのです。 プラネタリー・ヘルス・ダイエットの基本は、動物性食品や砂糖などの摂取を減らし、植物由来の全粒穀物や豆類、果物、野菜を増やすことです。一日の食事のおよそ半分は、野菜や果物、キノコ類からとることを推奨しています。 「一日あたりどの食材をどのくらい食べられるのか」という具体的な目安も、発表されています。たとえば、1日あたりの肉類の摂取量は、赤身肉が14g、鶏肉などの白身肉が29gとなっています。この基準量は「肉が大好き」という人にとっては、少し大変だと感じるかもしれません。でも全く食べられないわけではないので、上手に工夫すれば肉料理を楽しむこともできます。たとえば、肉や脂質の摂取量が多くなりがちな洋食から、野菜や穀物がベースの和食に切り替えるだけでも十分に達成できそうです。 ある研究によれば、プラネタリー・ヘルス・ダイエットの実践により、不健康な食事により引き起こされる病気の患者を大幅に減らすことができるといわれています。人の健康にも地球にもやさしい食事法として、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
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暑い季節にネバネバがおいしい!オクラ大解剖

夏のネバネバとして今やすっかりおなじみのオクラですが、国内での歴史は比較的新しい野菜です。 輪切りにするときれいな星型になり、白いぷつぷつとした種が特徴的なオクラ。今回はそんなオクラを大解剖してみましょう。 <寒さに弱い高温性野菜> オクラは実は外来語です。和名は「アメリカネリ」と言い、幕末頃に導入されました。しかし当時は独特の青臭さや粘りが敬遠され、普及には至らなかったのだそう。 第二次世界大戦後になって、東南アジアから復員した人々の一部が現地で食べ慣れたオクラを栽培し始め、温暖地での夏のハウス活用のための野菜として採用されたことなどもあって、一躍脚光を浴び始めました。戦後の生活としてサラダが流行した時期とも重なり、人気が爆発。全国的に普及したのは1970年代頃で、比較的新しい野菜といえます。 普及以前から食べられていた沖縄や鹿児島では「ネリ」と呼ばれていましたが、「オクラ」として普及したため現在では広く全国では通じないようです。 主要な国内生産地は鹿児島、高知、沖縄など。旬の6月~10月には国産のものが全国のスーパーで販売されます。 オクラは高温性野菜で本来は多年草です。しかし非常に寒さに弱く、霜にあたると枯死してしまうほどなのだとか。そのため日本では一年草として扱われており、冬季にはタイやフィリピンからの輸入が頼りとなっています。 <おいしくて栄養豊富なネバネバ> オクラを刻むとネバネバが出てきます。この粘りはペクチンとムチレージ※が主成分です。 ペクチンは水溶性食物繊維で、コレステロールの吸収抑制作用、血糖値の上昇抑制作用などがあります。 ムチレージは糖とたんぱく質の混合物である多糖類の一種です。粘膜を保護する働きがあり、山芋や納豆にも含まれます。 ペクチン、ムチレージのどちらも整腸作用があり便秘改善の効果が期待できます。暑くて食欲が落ちる時期の夏バテ予防にぴったりで、粘りのあるとろみでのど越し良く食欲が促されますね。 市販品ではあまり心配ありませんが、家庭菜園などで大きくなりすぎると硬く筋張ることがあるので、注意しましょう。全体が濃い緑色で産毛が密に生えているものが良品です。 低温に弱いため保存する際は常温で涼しい場所がおすすめです。冷蔵庫に入れる場合は冷気が直接当たらないようにポリ袋などに入れるようにしましょう。鮮度が落ちると固くなって風味も落ちるので、早めに食べるのが一番。すぐに食べない場合は、下ゆでしてから冷蔵保存するのも便利ですね。 オクラは難しく調理しなくても、刻んで好みの味付けで和えるだけで、色鮮やかで目にも嬉しい副菜になります。油との相性も抜群なので炒めたり揚げたりしても美味しくいただけます。冷凍野菜としてもメジャーなので、常備しておくとあと一品という時に役立ちそうですね。 気になる産毛を塩で板ずりすれば、生食もできます。生のほうが粘りが強いので、ネバネバを楽しみたいときは生のまま細かく刻むのもおすすめです。 ※これまで植物粘液はムチンと呼ばれてきましたが、動物粘液だけをムチンと呼び、植物粘液はムチレージと呼ぶのが正式な呼称です。2019年に研究者より指摘されたということで、ネット上には「ムチン」表記もまだまだあふれていますが、正式には植物粘液は「ムチレージ」となります。
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