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食文化を活用して地域ブランティング! 福井県小浜市の事例を解説

2021.06.14

食文化を活用した地域活性化とは

少子高齢化や核家族化、人口減少などの社会を取り巻く変化により、古くから続いてきた地域のコミュニティが失われつつあります。大都市と地方での地域間格差が深刻化し、過疎化が進んでいる地域もたくさんあります。

こうした状況を受けて「地域活性化」「地域おこし」という言葉を昨今よく聞くようになりましたが、そのなかで地元の食文化を活用した取り組みが注目を集めていることをご存知でしょうか。

地域の食文化には、その土地に伝わる郷土料理などもあります。例えば、郷土料理は、観光客にとって魅力的なものであるだけでなく、「地域らしさ」を表現していく上でも有効です。郷土料理を上手に生かして、地域のブランディングにつなげている事例もあります。

農林水産省では「日本食文化ナビ」という冊子を制作し、ホームページで公開しています。食文化を活用した地域活性化に関心のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
(参考:https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/vitalization/)

福井県小浜市の事例「食のまちづくり」

食文化を生かして地域づくり・まちづくりを進めている成功事例のひとつに、福井県小浜市が挙げられます。小浜市は飛鳥~奈良時代から続く「御食国」という伝統的な食文化を持っており、自然環境や食材にも恵まれた地域です。

平成13年9月に「小浜市食のまちづくり条例」を制定し、翌年から施行。「地産地消」や「身土不二」という視点を大切にしながら、子どもから大人まで幅広い世代を対象に、ライフステージに合わせて食を学ぶことができる仕組みづくりも行っています。例えば、保育園・幼稚園を対象にした食育事業も実施しています。

また、食のまちづくりを実際に体験できる「街並みと食の館(たて)」という施設もスタート。この施設は、地域活性化を目指して伝統的な建造物を再生したものです。この他、「御食国シンボルロゴマーク」制定や「御食国大使」による広報活動、食のガイドブックの制作などにも取り組んでいます。

小浜市では、こうした一連の取り組みを通して、さまざまな主体が連携して、食のまちづくりを推進しています。食や食文化をテーマにしたまちづくりの方法として、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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NEW 2021.10.13

神秘的な青色「バタフライピー」の魅力

抜けるような夏空よりももっと濃く鮮やかな青。深海から緑っぽさを引いたような神秘的な青。瑠璃色、サファイアブルー、ロイヤルブルー。そんな青色のハーブティーがあるのをご存じですか。 それが、バタフライピーのハーブティーです。 <青色が身も心も癒す> バタフライピーは和名を「蝶豆(ちょうまめ)」という、大きく開いた花びらが蝶を思わせる青色のきれいな花を咲かせるマメ科の植物です。特にタイではアンチャンと呼ばれ、ハーブティーやカクテル、スイーツの色付けとしてポピューラーなハーブなのだそう。 この青色はアントシアニン色素の一種「テルナチン」によりもたらされます。テルナチンは非常に安定性が高く、酸化しにくいという特徴があります。この強力な抗酸化作用からは、目の疲れの改善や美肌効果、アンチエイジング効果、生活習慣の予防やダイエット効果などが期待できる可能性があるのです。 飲んで嬉しいこの成分が、見た目にも神秘的で美しい青色をしているなんてとてもロマンがありますよね。 さらに、酸を加えるとなんとこの青色が変化します。 レモンなどの柑橘の果汁を加えると、真っ青から赤みが加わって紫色に大胆に変化。青色も紫色も、変わる過程もどれもが映えること間違いありません! インスタグラムでは2021年8月末現在8万7000件を超える投稿がなされ、その魅力が広まりつつあります。 <沖縄県産品に期待> このバタフライピーを沖縄の活性化にいかそうとする動きもあります。2021年3月には「バタフライピー産業推進団体」が設立され、13団体が加盟しました。今はまだ沖縄県内での年間生産量はおよそ8トンですが、今後5年で栽培農家を増やし、500トンを目指すとしています。 バタフライピーは収穫する部分が花なので軽く、収穫も容易なことから耕作放棄地の活用や障碍者雇用にもつながるのではないかと期待されます。 コロナ禍の終息がなかなか見えてこない中ですが、沖縄県産のバタフライピーは通信販売などでも購入できます。 実際に足を運んで、目の前に広がる青い海とバタフライピーの青色を楽しむのはもちろん素敵です。 たとえ旅に出るのが難しくても、自宅にいて沖縄県産バタフライピーのハーブティーで美しい沖縄の海に思いを馳せる。そんな小さな沖縄体験も楽しそうですね。 なお、バタフライピーはノンカフェインですが、子宮収縮作用や血小板凝固抑制作用もあります。 1日に1杯程度であれば過度に心配する必要はありませんが、その作用には個人差がありますので生理中や妊娠中には避けた方が安心できそうです。
神秘的な青色「バタフライピー」の魅力
NEW 2021.10.04

健康志向の人たちに支持される「酵素玄米」とは?その効能と作り方

酵素玄米とは? 玄米を寝かせて作る、酵素玄米。美と健康に意識の高い人たちを中心に、少し前から人気を集めています。酵素玄米とは一体どんなものなのでしょうか。今回は、酵素玄米の概要や効能、簡単な作り方についても紹介します。 酵素玄米は、玄米を小豆などと一緒に炊いた後、3日程度保温して寝かせて作られます。玄米に含まれる酵素の働きにより、普通の玄米に比べて栄養価が高まるとされています。酵素玄米が人気を集める主な理由として、「食べやすい食感」があります。寝かせて熟成させることによって「モチモチ」の食感に変化するため、玄米独特の「ボソボソ」した食感が苦手な人もおいしく食べることができます。 また、酵素玄米は普通の玄米に比べて消化しやすいのも大きな魅力です。「玄米を食べるとお腹を壊しやすい」「消化できないので玄米は控えている」という人にも支持されています。 酵素玄米のつくり方 酵素玄米を作るために、特別な道具は必要ありません。家庭用の炊飯器があればおいしく作ることができます。では早速作ってみましょう! 用意する材料は、玄米3合、小豆30g、自然塩小さじ1です。玄米と小豆を水で洗ってから、ボウルに入れて泡だて器などで3~5分間混ぜて、玄米の表面に傷をつけます。その後、6時間以上浸水させて、炊飯器で炊きます。 玄米が炊き上がったら15分程度蒸らした後、しゃもじなどで底からしっかりと混ぜて、3日程度保温します。保温している間は、1日1回混ぜるようにします。この混ぜる作業を省くと、玄米が固くなったり味が落ちたりしてしまいます。できあがった酵素玄米は、10日以内に食べるようにしましょう。もし食べ切らない場合には、小分けにして冷凍保存するようにします。もし異臭や異変を感じる場合には、腐敗している可能性もあるので処分するようにしましょう。 玄米を食べる時に気になるのが、残留農薬の問題です。お米に残った農薬は胚芽やぬかの部分にたまりやすいといわれています。精米することで取り除かれる部分ですが、玄米の場合は農薬が残っているとそのまま体に入っていきます。玄米を使用する際には、農薬残留検査を行ったものを選ぶなど、意識するようにしたいですね。 昨今注目を集めている酵素玄米は、自宅でも簡単に手作りできます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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NEW 2021.09.22

人と地球にやさしい「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」とは

海外で話題の「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」とは 持続可能な環境を保っていくためには、多方面からのアプローチが必要です。昨今いろいろな取り組みが行われていますが、私たちが身近にできることのひとつが「食事を見直す」ことではないでしょうか。そこで今回は、海外で最近話題になっている「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」について紹介したいと思います。 プラネタリー・ヘルス・ダイエットを一言でいえば、肉食を減らして、野菜や果物中心の食事にすること。これまでのダイエット方法は人間に対するものでしたが、ここでは人間を含む地球全体の健康を保つことを目的としています。 このダイエット法は、持続可能な食糧システムを実現するための方法として、2019年に世界16カ国の研究者が発表したガイドライン。日本ではまだあまり知られていませんが、海外ではとても注目されています。 プラネタリー・ヘルス・ダイエットの実践方法 プラネタリー・ヘルス・ダイエットと聞くと、「難しそう」「厳しい食事制限があるのでは」と思う人も多いでしょう。でも、そんなことはありません。たとえば「1日のエネルギーは2500キロカロリー」と設定されており、摂取カロリーを減らすというものではないのです。 プラネタリー・ヘルス・ダイエットの基本は、動物性食品や砂糖などの摂取を減らし、植物由来の全粒穀物や豆類、果物、野菜を増やすことです。一日の食事のおよそ半分は、野菜や果物、キノコ類からとることを推奨しています。 「一日あたりどの食材をどのくらい食べられるのか」という具体的な目安も、発表されています。たとえば、1日あたりの肉類の摂取量は、赤身肉が14g、鶏肉などの白身肉が29gとなっています。この基準量は「肉が大好き」という人にとっては、少し大変だと感じるかもしれません。でも全く食べられないわけではないので、上手に工夫すれば肉料理を楽しむこともできます。たとえば、肉や脂質の摂取量が多くなりがちな洋食から、野菜や穀物がベースの和食に切り替えるだけでも十分に達成できそうです。 ある研究によれば、プラネタリー・ヘルス・ダイエットの実践により、不健康な食事により引き起こされる病気の患者を大幅に減らすことができるといわれています。人の健康にも地球にもやさしい食事法として、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
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2021.09.06

2021年食のトレンドはどうなる?ホールフーズの予測を解説!

ホールフーズ「食のトレンド予測」とは 食品業界では新しい食材や料理、食にまつわる言葉が、毎年どんどん登場しています。そんな状況において次の流行を予想する「食のトレンド予測」をご存知でしょうか。アメリカを中心に店舗展開をするオーガニックスーパー「ホールフーズ」が発表しているもので、2020年で6回目になります。 この予測を検討しているのは、バイヤーを含む50人以上の食の専門家で構成されるメンバーたちです。詳しい予測内容は追って紹介しますが、2021年の予測では、新型コロナウィルスによる暮らしの変化が如実に表れています。たとえば、健康や美容に関する食品への意識がこれまで以上に高まっています。これは、外出自粛などにより自炊をする機会が増えたことも大きく関わっています。 2021年の食のトレンドはどうなる? では具体的に、2021年の食のトレンド予測を見ていきましょう。上位10位までにランクインしているもののなかから、いくつかピックアップして紹介します。 ・心身を健やかにしてくれるもの 近年スーパーフードや出汁スープ(ボーンブロススープ)など、健康効果に注目した食品や料理が人気を集めています。サプリメントと食品の垣根があいまいになりつつありますが、2021年はその動きがさらに加速するでしょう。 ・充実した朝食のために 新型コロナウィルスの影響により、自炊をする人が大幅に増えました。週末や夜だけでなく、普段の朝ごはんに注目する人が増加しています。こうした状況をうけて、オーガニックのパンケーキミックス粉や植物性のソーセージなど、簡単に作れて体にもやさしい朝食用の食材のニーズが高まっていくでしょう。 ・ベビーフードも進化中 小さな子ども向けのベビーフードもどんどん進化しています。たとえば、紫色のにんじんやオメガ3が豊富に含まれるブラックスシードを使った商品なども登場しています。 ・アップサイクル商品 アップサイクル商品とは、廃棄されがちな野菜や果物の皮・茎などを使った商品のこと。元の商品よりも付加価値が高く魅力的なものが多いという点で、これまでの「リサイクル」とは異なります。たとえば、ビールの生産後の大麦や小麦を使った栄養補助バーなどの販売も始まっています。 ・ひよこ豆も人気 植物性タンパク質や食物繊維を豊富に含むひよこ豆。ひよこ豆を使った豆腐や粉、シリアル、パスタなども登場しています。カリフラワーに続く人気食材となるのでは?と予測されています。 食のトレンド予測は、アメリカでは多くのメディアの注目を集めています。この予測を吟味して、ビジネス展開に活かしてみてはいかがでしょうか。
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