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パリポリシャキシャキ止まらない夏の浅漬け選手権

2021.08.23

暑い季節はどうしても食欲が落ちてしまうもの。しかしこの暑さに対抗するためには、やはりしっかり食べたいですよね。

そんな時におすすめしたいのが、さっぱりとした浅漬けです。旬の夏野菜をおいしく、たくさん食べられます。

<微妙な塩分の違いで食感が決まる>

漬物というと塩分過多が気になってしまうかもしれませんが、薄塩で浅漬けにすれば塩分を気にしすぎることなくサラダ感覚でたくさん食べられます。

野菜は生のままだとカタチがしっかりしているものが多くなっています。単に刻んでサラダにして食べようとすると、驚くほどの量になってしまった経験はありませんか。

そんなときこそ、浅漬けの出番です。

シャキシャキとした生野菜の特徴的な食感を楽しみつつ、塩で引き立った甘味や旨味を楽しむならば、野菜の重量の0.5%の塩を振って揉みこみましょう。0.5%の塩分濃度ならば、漬物というよりもサラダに近い感覚です。

これに対して、しんなりとした食感としょっぱさで口の中をさっぱりとさせ、味覚をリフレッシュさせたいならば、野菜の重量の2%の塩を使います。こちらは水分がしっかりと出て随分嵩も減り、漬物らしさが前面に出てきます。

間の1%濃度の塩分ならば、食感も塩味もちょうど中間くらいになります。

何度か作ってみて自分好みの塩分濃度を把握した上で、その日のメニューや事情に合わせて塩分を調整しましょう。思い立って15分で食べられるのが浅漬けの強みでもあります。

<野菜により漬かりやすさが異なる>

きゅうりの薄切りとキャベツの細切り、ニンジンスティックでは当然ながら漬かりやすさは異なります。水分が多い野菜は薄めの塩分でもしんなりしやすいですが、ニンジンから水分を出すには少し濃い目の塩分が必要です。

数種類の野菜を混ぜ合わせてミックス浅漬けを作る場合には、それぞれの素材ごとに塩をして、食べる前に混ぜ合わせると良いでしょう。一手間かけることで、よりおいしいく味わうことができます。

 

浅漬けの基本はなんといっても塩ですが、ここに旨味や風味を加えることでアレンジは自由自在です。シンプルな塩味も良し、しょうゆベース、甘酢ベース、中華風もおいしいですよ。鷹の爪を入れてピリ辛にするのも夏の食欲を刺激するのにぴったりですし、0.5%の塩分濃度のものならば、ドレッシングを控えめにかけても良いでしょう。

浅漬けのもとがなくても、塩と台所にある好みの調味料でおいしい浅漬けは作れます。最近ではスーパーでもこだわった塩が揃っていますので、塩にこだわってみるのも面白そうです。

なお、自家製浅漬けは2~3日で食べきるようにしましょう。塩分が薄いものはサラダに準じた扱いで、塩分がしっかりめでも市販の漬物のように保存料などを使いませんので、早めに食べきるのが肝心です。