シェアシマレポート

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“ 地域振興 ”

2021.11.08

最近話題の「プレミアム日本酒」とは

「プレミアム日本酒」って何? この数年、特殊な材料や製法で作られた「プレミアム日本酒」の人気が高まっていることをご存知でしょうか。こうした日本酒は、贈り物や記念日などのごほうびにもぴったりです。そこで今回は、プレミアム日本酒の概要とその具体例について紹介したいと思います。 プレミアム日本酒は、完成までに手間がかかるものが多いです。「レア日本酒」や「幻の日本酒」と呼ばれることもあります。大量生産は難しく生産数が少ないため、特定の場所でしか販売されていないものや通信販売限定のものもあります。なかなか入手できないということもあり、やや高めの価格設定になる傾向です。 プレミアム日本酒は、厳選された原材料を使用し独特の仕込み方をしているものが多くあります。たとえば、日本酒のラベルに「〇〇の水を使用」「原料は○○の米」「〇〇にて熟成」と表示されています。日本酒の味わいは、水や米の種類や品質、仕込み方などによって少しずつ変化します。その土地ならではの素材を独自の製法で仕込むことで、唯一無二の日本酒が完成するのです。 例えば、長野県で酵母のプロが自ら醸した日本酒を氷温貯蔵し、より美味しい日本酒を作るという取り組みをしている方もいらっしゃいます。  ※詳細はこちら→【氷温貯蔵した幻の3種酵母ブレンドの純米吟醸をみんなに飲んでもらいたい!】https://camp-fire.jp/projects/view/483471 また、プレミアム日本酒のなかには日本酒の品評会などで数多くの賞を受賞しているものもあります。受賞により注目度が高まり、「購入したい」という人が増えて結果として品薄になり、プレミアム日本酒として認識されるようになるケースもあります。このほか、メディアやイベントなどで取り上げられて話題になった場合も、同じような流れをたどることが多いです。 プレミアム日本酒の具体的な事例とは プレミアム日本酒のなかでよく知られているものとしては、「十四代の超特撰」があります。山形県で生産されており、上品な甘さがあるのが特徴です。もうひとつ紹介すると、静岡で生産されている「磯自慢」も人気があります。こちらは、長時間熟成させることによる深みのある味わいが支持されています。磯自慢は、洞爺湖サミット開催の際に乾杯用に使われたことから注目を集めたお酒です。 ほかにも、氷温熟成させたものや10年以上寝かせたもの、古酒を加えて仕込んだものなどもあり、付加価値の高いオリジナルの商品がたくさん登場しています。特別な日のプレゼントなどにぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
最近話題の「プレミアム日本酒」とは
2021.04.08

給食今昔物語

学校給食は1889年(明治22年)山形県鶴岡市の私立小学校でおにぎりと焼き魚、漬物などを貧困児童に提供したのが始まりと言われています。 1932年(昭和7年)には国による貧困児童救済のための学校給食が初めて実施され、それから徐々に規模・対象児童を拡大していきました。 戦時中には中断した時期があるものの、1946年(昭和21年)冬には首都圏で試験的に再開。1952年(昭和27年)春にはついに全国の小学校で給食がスタートしました。 昭和20年生まれと言えば、令和3年で御年76歳。 今の小学生の祖父母世代から学校給食は存在していたのです。 思ったよりも歴史のある学校給食制度について、親世代と子世代で比較しながら考えてみましょう。 現役小学生と親世代の給食ギャップ 親世代を30代から40代あたりと仮定すると、学校給食は自校方式が多かったころでしょう。休み時間に給食室を覗くのを楽しみにしていた人も多いかもしれません。 現在では主に効率化の面から給食センター方式や外部委託方式へと変わってきています。あのドキドキワクワクの大量調理を目の当たりにできる小学生は少なくなっているのが現状です。 次に好きなメニューを比較してみましょう。 親世代で人気だったのは揚げパン、カレーライス、ソフト麺。 これに対して現役小学生には、から揚げ、ハンバーグ、カレーライスが大人気。 ちなみに祖父母世代では鯨の竜田揚げを挙げる人がとても多いのだとか。 親世代と子世代のどちらにもカレーライスが入っています。今も昔も大人気というその実力ぶりも、給食のカレーの味を思い出せば納得ですね。 ここで豆知識を一つ紹介します。 1982年(昭和57年)1月22日に学校給食創立35周年を記念して、全国の小中学校の児童約800万人にカレーライスの給食が出されました。 これを読んでいるあなたも、もしかしたらこの一斉カレー給食を食べていたかもしれませんね。 これにちなみ、現在では1月22日はカレーライスの日とされています。 バラエティ豊かな現在の学校給食 1980年代からは「食育」という言葉が現れ、食事を教育的側面からも捉えるようになりました。 季節感や年中行事を意識したメニューや、郷土料理、異文化理解につながる給食が求められるようになったのです。 地産地消も盛んになり、結果としてバラエティ豊かな郷土メニューが提供されています。 有名どころを挙げてみると、北海道のいかめし、秋田のきりたんぽ鍋、石川の治部煮、愛知の味噌きしめん、香川の卓袱うどん、沖縄のそーき汁などそうそうたるメニューが並びます。 そのほかにも冷凍食品やレトルト食品を利用することで、世界各国の食事を給食で体験することもできるようになりました。 友好都市や姉妹都市のメニューが選ばれることが多いようです。 給食の話は親子で盛り上がる話題の一つです。 時代の変化に合わせて、給食も進化し続けてきました。 今日の夕飯のメニューに悩んだら、ネットで「給食だより」と検索してみるのも良いかもしれませんね。各校自慢の献立を参考にすることができます。
給食今昔物語
2020.10.19

滋養強壮には欠かせない「山芋」。その栄養と簡単料理レシピ

昔からのスタミナ食材「山芋」 山芋は、別名「山のウナギ」と呼ばれるほどに栄養がたっぷり含まれています。夏の土用の時期などによく食べられる「麦とろご飯」は、麦の入ったごはんに山芋のすりおろしをかけたもの。疲れた身体を元気にする料理として、古くから人々に親しまれてきました。 また、山芋を乾燥させたものは、薬膳では「山薬」と呼ばれ、疲労回復のためのスープなどにもよく使われています。そんな滋養がたっぷり含まれた山芋の旬は、秋~冬にかけてです。スーパーなどでは一年中見かける山芋ですが、旬の時期には栄養価もアップします。 山芋の種類と栄養は? 山芋と一口に言っても、「ヤマイモ属」のなかにはいくつかの種類の芋があります。主なものとしては、長芋や大和芋、自然薯、イチョウ芋などです。限られた地域で栽培される「伊勢芋」や「丹波芋」などは、「大和芋」に含まれます。 気になる栄養についてですが、山芋は消化酵素のアミラーゼをたっぷりと含有しています。このアミラーゼは、お米などのでんぷんの消化を助ける働きがあると言われています。つまり「麦とろご飯」や「とろろご飯」は、食欲の低下や胃腸が弱っている時にもぴったりの料理ということですね。山芋の種類は違っても、栄養価はあまり変わらないとされています。 ちなみに、山芋にアレルギー反応を示す方もあります。代表的なものは「手のかゆみ」などの症状として現れます。気になる方は、手袋をして調理するなど気をつけてくださいね。 山芋のおすすめ簡単料理 すりおろして生でいただくことの多い山芋ですが、実は、加熱料理にもよく合います。熱を加えることで、ホクホクとした食感が生まれ、食べやすい味わいになります。 まずは、手軽にできる加熱料理「長芋のバター焼き」を作ってみましょう。長芋は、よく洗い、皮つきのまま厚さ1センチ程度の輪切りにします。フライパンにバターを乗せて熱し、バターが溶けたら、長芋を両面焼きます。香ばしく焼けたら、しょうゆをひと回し。酒の肴にもよく合う一品があっという間にできあがります! その他、揚げものや炒めものにもよく合うので、ぜひ試してみてくださいね。旬の食材のパワーをいただいて健やかに過ごせますように。
滋養強壮には欠かせない「山芋」。その栄養と簡単料理レシピ
2020.10.12

古くて新しい、江戸時代の循環型社会とは?

江戸時代の循環型社会とは? エコな暮らしを考える時によく登場するのが、「循環型社会」という言葉です。これは、大量生産・大量消費という仕組みに代わるものとして登場した考え方です。大きな流れとしては平成12年には「循環型社会形成推進基本法」が発表され、資源の有効活用や環境への負荷軽減などに向けてさまざまな取り組みが行われています。 そのなかでも、古くて新しい取り組みとして注目されているのが「江戸時代の循環型社会」です。現在の日本では、エネルギーや食糧・木材などの大部分を海外からの輸入でまかなっています。それに対して、鎖国をしていた江戸時代には、輸入に頼ることなくほぼ全てを国内で自給自足していました。 例えば、当時は「ゴミ問題」もあまり存在しなかったのだとか。その理由として、物を大切に扱う習慣が浸透しており、ゴミが発生することが少なかったと言われています。例えば、子ども達のための「寺子屋」で使用する教科書は、子どもの所有物ではなく、学校の備品として使われていました。そのなかには1冊の本が100年以上使われたという記録も残っているのだとか。 また、「陶磁器の焼き接ぎ」や「古着屋」など今で言うところのリユースやリサイクルをする業者なども数多くあり、ひとつの物を大切に使い続けることができました。 具体的な事例は? 江戸時代の循環型社会をモデルとして生まれた事例として、岐阜県中津川市の「ちこり村」をご紹介したいと思います。「後継者不足」や「休耕地の増加」などの農業を取り巻く厳しい状況、それに加えて「日本の低い自給率」を何とか改善したいという想いのもと始まった取り組みです。 まず「この地域で出来ることから始めよう」ということでスタートしたのが、西洋野菜「ちこり」の国産化。ちこりには血糖値の上昇を抑えるといった健康効果が期待されていますが、現状ではそのほとんどを輸入に頼っています。そこで、「ちこりが国内で生産できれば、その自給率アップに貢献できるのでは」という考えがその始まりでした。 ちこり村のもうひとつの大きな特徴は、高齢化が進む現地のなかで、お年寄りが生き生きと働ける場所となっていること。「日本の農業の活性化」とともに、高齢者や地域をも元気にしています。 地球温暖化などをはじめとした環境問題の深刻化により、私たちは従来の大量生産・大量消費のスタイルから、新しい循環型社会へと切り替える必要に迫られています。そのひとつのヒントとして、ぜひ江戸時代に注目してみてはいかがでしょうか。
古くて新しい、江戸時代の循環型社会とは?
2020.09.21

地産地消の次は「地消地産」⁉地域の循環力を高める、新たな仕組みとは。

地産地消から、地消地産へ 最近、「地産地消」から「地消地産」へという動きが注目を集めています。地産地消とは「地域で生産されたものを地域で消費する」こと。その一方で、地消地産は「地域の需要に合わせて生産する」という意味があります。 一見すると同じように感じるかもしれませんが、前者が「消費」を出発点にしているのに対して、後者は「生産」が出発点になっているという意味で、大きな違いがあります。つまり、従来はそれぞれが好きな物を作ってから「地産地消」という消費の呼びかけをしていたのですが、これからは地域のニーズを把握した上で本当に必要なものを作っていこうという流れに変わりつつあるということです。 少し専門的な話になりますが、こうした動きの背景には「プロダクトアウト(商品を起点として考える)」から「マーケットイン(需要から考え始める)」という根本的な考え方の変化があります。 地域の循環力を高める、地消地産 従来の地産地消の取り組みの下では、「最終的に地域で消費されない」という結末に陥ることもしばしばでした。本来ならば、地域内でのモノ・カネの循環を高めて地域活性化を促進させることも大きな目的ですが、そこに至らない現実がありました。 そうした現実の課題を解決するために登場したのが、地消地産。例えば山形県飯豊町では「飯豊・農の未来事業」の農業改革の柱として、「持続可能な地域自給」というテーマを掲げています。これは地消地産にも通じる動きで、外に流れていたカネを地域に取り戻し、地域内での循環力を高めることを目指すものです。 地消地産は、農業だけでなく、林業や水産業でも同様に注目を集めています。「サステナビリティ」が大切にされる今だからこそ、こうした動きに注目し、この時代にあった地域資源の活かし方やニーズを考えていく必要があるのかもしれません。 ちなみに産業革命以前には、地消地産による社会システムはごく当たり前に存在していたのだとか。時代の移り変わりとともにいったんは崩壊してしまった社会システムが、今あらためて注目を集めているということです。 地産地消から地消地産へという動きは、これからさらに加速していくように思います。今後も、ぜひ注目していきたいですね!
地産地消の次は「地消地産」⁉地域の循環力を高める、新たな仕組みとは。
2020.04.22

温故知新!ローカルフードを扱う事業が続々登場

ローカルフードとは、その名の通り地域固有の料理のこと。例えば、ぎんなんの生産量全国トップを誇る愛知県の祖父江町ではぎんなんを使った料理やお菓子をレストランや和菓子屋などで取り扱ったり、いちょうの美しい時期には「黄葉まつり」などのイベントをしたりして、町を盛り上げています。 こうしたローカルフードを扱う事業が最近増えてきており、観光や地域振興の視点からも注目を集めています。そこで今回は、その事業例をご紹介したいと思います。 まず始めは、「ローカルフードグランプリ」。LINEトラベルjpで記事を書いているナビゲーターが集合するイベントのなかで開催されており、ご当地グルメやお土産のナンバーワンを決定するというものです。ノミネートされた9品のなかには、沖縄県の「角切りピーナッツ黒糖」や京都府の「西加茂チーズ」、静岡県の「マグロチーズ」などがあります。どれも、地域固有の食材を使用し、お茶請けや酒のおつまみとしても食べやすいものばかり。味の想像がしやすいものから、初めて聞く食材を使ったものまで、多種多様で眺めているだけでも面白い!ちなみにグランプリに輝いたのは、「牧家の白いプリン」。丸い見た目や、ふわりとした中身に多くの支持が集まったようです。 続いて紹介するのは、所沢でローカルフードに関わるいろいろな取り組みを行っている渋谷正則さん。もともとフランス料理のシェフとして経験を積んだ後、地元に戻ってきて現在の活動を始めたのだとか。地域コミュニティと商店街の活性化を目指した取り組み「ローカルフードマルシェ」などを開催して、注目を集めています。飲食からワークショップまで、出店の形式もさまざまで、子育て中のママからお年寄りまで地元の方を中心に、幅広い世代からの人気を集めているそうです! 他にも、ローカルフードをテーマにしたレストランやカフェ、書籍なども続々と増えています。身近にあるがゆえに当たり前だと思っていた料理や食材が、他の地域から見ると「(当たり前のものではなくて)その地域の魅力になっている」ということはよくあることですよね!全国各地の取り組みを参考にしながら、自分たちの暮らす地域のローカルフードについて考えてみるのもいいかもしれません。
温故知新!ローカルフードを扱う事業が続々登場

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NEW 2022.01.26

「酒離れ」は広がっているか ②ソーバーキュリアス

①では「酒離れ」をデータから読み解いてみました。  (「酒離れ」は広がっているか①) 特に若者に酒離れが広がっていることに驚きを感じたかもしれませんね。 酒離れが広がってはいますが、それは飲酒という行為を否定しているわけではありません。飲むことも飲まないことも肯定される多様性のある社会に変化してきていると言えそうです。 <あえて飲まない「ソーバーキュリアス」> 飲酒するメリットが「飲んだそのとき、いい気分になる」ことだとしましょう。これに対して飲酒しないことによるメリットを考えてみます。二日酔いにならない、ダイエットになる、肌の調子が良くなる、睡眠の質が上がる、病気のリスクが減る、出費が減る。ちょっと考えただけでもたくさん思いつきます。 これらのメリットを重視して、飲めるけれどもあえて飲まないという選択をするのが「ソーバーキュリアス」です。soberは「しらふの」curiousは「~したがる」による造語で「しらふ主義」などと訳されます。2019年頃から欧米で新トレンドとして世界中に広まり、2020年になると日本でも取り上げられ始めました。 現在20代の若者のうち4分の1程度にこの傾向がみられると言われています。飲酒の弊害がクローズアップされていることに加え、ネット環境に慣れていて情報にアクセスしやすい若者たちは、特に健康意識や予防医学への関心が高いため、より「飲まない」選択をする可能性が高いのでしょう。 そうは言っても、ソーバーキュリアスは断酒のように飲酒を完全に否定するわけではありません。飲む・飲まないを自ら選択し、強要しない多様性のある世界がそこにはあります。 このソーバーキュリアスという言葉が認知されるに従って、ソーバーキュリアス人口がさらに増えていく可能性があります。今まで何となく飲んでいなかった層が「自分はソーバーキュリアスだ」と自覚し、意識的に飲まないことを継続していくと考えられるからです。 <ノンアルコール飲料市場はさらに拡大する> ニューヨークでは「Sober Bar(ソーバーバー)」と呼ばれるノンアルコールドリンクだけを扱うバーが増えてきています。アルコールがないだけで、バーの雰囲気や店内での客の様子は従来のバーと変わらないのが特徴で、おしゃれに楽しく夜を過ごすためにアルコールは必須ではないことが理解され始めています。 日本でも「モクテル」と呼ばれるノンアルコールカクテルがトレンドとなるなど、今後も脱アルコールの流れは止まらないでしょう。アルコール飲料市場についても、今後は「少しだけ飲みたい」「アルコール度数は低くていい」といったライトな飲酒層に向けたアプローチや普段は飲酒しないけれども飲めないわけではない層への「特別な日の特別なお酒」といった高級路線が鍵になっていくかもしれませんね。
「酒離れ」は広がっているか ②ソーバーキュリアス
NEW 2022.01.24

「酒離れ」は広がっているか ①データから読み解く

一昔前に比べて愛煙家の肩身が狭くなっています。タバコの健康への影響、度重なる値上げ、喫煙ゾーンの縮小でタバコをたしなむのも大変になってきましたよね。これに続いて、愛飲家の肩身も狭くなっていると感じたことはありませんか。アルコールの健康への影響がクローズアップされたり、コロナ禍も重なって飲み会が激減したり、酒税の変更で値上げとなったものがあったりと、飲酒を取り巻く環境も変わってきています。 <飲酒はもはや「マイナー」> 愛飲家の肩身が昔よりも狭くなってきはじめているとして、厚生労働省の興味深い調査がありますのでご紹介しましょう。 平成30年に行われた「国民健康・栄養調査報告」によると、月に1日以上飲酒をすると答えたのは44.4%。なんとすでに飲酒は過半数を割るマイナーな行為になっているのです。さらに月に1日以上飲酒する人の中で、週に3回以上清酒1合換算以上を飲む「飲酒習慣がある」と答えたのは全体の19.8%。これが20代では7.9%にまで低下します。30代では17.4%、40~60代では25~30%程度で、70代以上は12.9%です。70代以上の高齢者よりも20代の若者のほうが飲酒習慣のある人の割合が少ないという驚くべき結果です。 <若者の酒離れ> 現代の若者は「強制されない」教育を受けてきています。一昔前の「飲めて一人前」「飲むのは大人のたしなみ」という価値観を強制されないので、「飲みません」と気軽に断ります。これはアルコールの強要は良くないことと浸透してきたこともあり、飲酒の誘いを断ることのできる社会へと成熟してきたという言い方もできるでしょう。 若者にとって、もはやアルコールは大人の証といったイメージはないのかもしれません。逆に泥酔したみっともない姿がイメージされている可能性すらあります。仕事の後にちょっと一杯ひっかける。そんな文化は30年後には廃れてしまうのでしょうか。 ここでお酒に関する出費についても考えてみましょう。例えば週に3回100円の缶チューハイを2本ずつ自宅で飲むとすると、1年間で31,200円ほどとなります。これで済めばよいですが、飲めばつまみも欲しくなります。加えて自宅で飲む人は外で飲むことも多いので2か月に1度5000円予算で飲みに行くとプラス30,000円。中高年層に比べると収入がさほど多くない若者にとって、年間何万円もかかるアルコール代は無視できない金額かもしれません。お酒を飲まなければこのお金をほかに回すことができ、好きなガジェットを買ったり、旅行に行ったりといろいろな可能性が広がります。 若者が飲酒しない要因は一つではなく、社会状況といった外的なものと飲酒への意識といった内的なものが絡み合い、大きなうねりとなっていると考えられます。 ②ではこの飲酒離れにも関係する「ソーバーキュリアス」について紹介します。耳なれない言葉ですが、今を読み解くヒントになる言葉ですので、この機会に理解を深めてみてくださいね。
「酒離れ」は広がっているか ①データから読み解く
NEW 2022.01.19

黒米の栄養と使い方|滋養強壮やアンチエイジングにも!

黒米とは 昨今の雑穀ブームともに、人気が高まっている黒米。別名「古代米」と呼ばれることもあり、日本のお米のルーツともされています。では黒米には、どんな栄養があるのでしょうか。今回の記事では黒米の栄養や効能とともに、簡単な使い方を紹介します。 黒米といえばツヤのある黒色が特徴ですが、こればポリフェノールの一種「アントシアニン」によるもの。アントシアニンは、ブルーベリーやブドウ、黒豆などに含まれる成分としてよく知られています。肝機能をサポートする働きのほか、疲れ目の緩和や動脈硬化の予防などに効果が期待できるといわれています。 黒米は玄米であるため、たんぱく質やビタミンB1・ビタミンEなどの類、亜鉛、カルシウム、食物繊維なども豊富に含まれています。体内では作ることのできない必須アミノ酸も含有しています。 中国では古くから黒米の効果が知られており、薬膳料理としても使われてきました。世界三大美女といわれる「楊貴妃」が黒米を好んで食べていたともいわれています。また、中国だけでなく東南アジアの国々でも、料理やおやつなどによく利用されています。黒米の持つ滋養強壮やアンチエイジングの効果は古くから認められ、重宝されてきたといえるでしょう。 簡単!黒米の食べ方とポイント 黒豆を入手したら、まずは「黒米ごはん」を作ってみましょう。白米などいつものお米に黒米を加えて炊くと、紫色に染まったごはんができあがります。分量は、白米1合に対して黒米は大さじ1が目安です。お好みでひとつまみの塩を加えて炊くと、浸透圧の効果により黒色がより濃く出るようになります。 黒米にはいくつかの品種がありますが、もち米種を使うと、モチモチとした食感になります。冷めてもごはんがおいしく食べられるので、おにぎりにしたりお弁当に使ったりするのもおすすめです。 黒米を炊くときのポイントは大きく2つあります。ひとつ目は「しっかりと浸水させる」こと。黒米は玄米なので、浸水時間が短いと硬くて消化しづらくなってしまうためです。理想は2時間程度ですが、時間がないときでも最低1時間は水に浸けるようにしてください。 ふたつ目は「黒米を洗いすぎない」ということ。黒米を必要以上に研ぐと、水と一緒に黒色が流れ出てしまう場合があります。先に白米を研いでおき、その後に黒米をさっと研ぐようにしましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
黒米の栄養と使い方|滋養強壮やアンチエイジングにも!
NEW 2022.01.17

腸にやさしい食事「FODMAP食」って何?

腸にやさしい食事「FODMAP食」って何? 「FODMAP食」とは 腸の調子を整えることの大切さが多方面でいわれ、それに伴ってさまざまな食事法が登場しています。そのなかでも、最近注目を集めている「FODMAP食」をご存知でしょうか。そこで今回の記事ではその概要を簡潔に紹介したいと思います! FODMAP食とは過敏性腸症候群の人によく利用される食事法のこと。過敏性腸症候群とは、大腸内視鏡などの検査を実施しても異常が見られないにもかかわらず、便秘や下痢、腹痛、腹部膨満感、ガスなどの症状が続く状態を指しています。日本人の1割が過敏性腸症候群であるともいわれています。 FODMAPとは、小腸で吸収されずに大腸で発酵しやすい糖類を意味しています。過敏性腸症候群の場合には、高FODMAP食品を避けて、低FODMAPのものを食べるようにすることが大切といわれています。高FODMAPの食品のなかには一般的に体に良いとされているものも多く、「良いと思って摂取していた食材が腸の不調を招いていた」というのもよくある話です。 高FODMAPの食品は過剰摂取することにより、お腹の張りや痛み、便秘、下痢などにつながる可能性があります。また、吸収されないまま腸に長期間とどまって発酵し、ガスが発生する場合もあります。 FODMAP食を実践する基本的な方法としては、高FODMAPの食品を約2~4週間制限し、体の変化を観察します。その後、食品をひとつずつ復活させて、どの食品が不調につながっていたのかを探します。こうすることで自分自身の体質に合う食品と合わない食品とがわかり、今後の食生活に役立てていくという流れです。 低FODMAPの食品にはどんなものがある? ではどんな食品が、低FODMAPと高FODMAPに該当するのでしょうか。 〈低FODMAPの食品例〉 ・穀物…米(玄米を含む)、そば、オーツ麦、オートミール ・野菜・イモ類…トマト、ナス、レタス、ブロッコリー、にんじん、キャベツ、じゃがいも ・たんぱく質を含む食品…牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、卵、木綿豆腐 ・調味料…塩、味噌、醤油、メープルシロップ ・乳製品…バター、カマンベールチーズ、パルメザンチーズ 〈高FODMAPの食品例〉 ・穀物…大麦、小麦、ライ麦、パン、パスタ、うどん、そうめん、シリアル ・野菜・イモ類…ごぼう、セロリ、ねぎ、アスパラガス、カリフラワー、さつまいも ・たんぱく質を含む食品…魚の缶詰、ソーセージ、絹ごし豆腐 ・調味料…はちみつ、トマトケチャップ、人工甘味料 ・乳製品…牛乳、ヨーグルト、プロセスチーズ、クリームチーズ 過敏性腸症候群やお腹の調子がすぐれない人の食事として、注目を集めているFODMAP食。自分の体にあった食事を見つけるための方法として、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
腸にやさしい食事「FODMAP食」って何?
NEW 2022.01.12

軽食がブーム!フルーツ大福ほか人気商品を紹介

軽食がブームの理由とは? 新型コロナウィルスの影響などにより生活スタイルが変化するなかで、軽食への注目が高まっていることをご存知でしょうか。ここではその背景とともに、人気の軽食を紹介したいと思います。 生活スタイルの主な変化として、外出自粛やリモートワークなどが続き「コロナ太り」という言葉もよく聞くようになりました。従来よりも運動量が減りお腹が空きにくくなったことで、食事の量を減らして軽食をとる人も増えつつあります。こうした流れのなかで、軽食が支持を集めるようになってきました。 「ホットペッパーグルメ外食総研」によるコロナ禍が食生活に与えた影響に関する調査によれば、「食事回数または食事量に変化があった」という人が約半数いることがわかりました。「食事回数・量ともに減った」という人が最も多いという結果が出ています。こうした背景を受けてホットペッパーグルメによる「0.7食」という言葉が登場し、さらに注目が集まっています。 「フルーツ大福」だけではない!人気の軽食とは 肉まんやサンドイッチなどの軽食はコロナ以前からありましたが、昨今のブームをうけて新しい商品も登場しています。ホットペッパーグルメ外食総研による調査「今後食べてみたい『おやつ以上食事未満の軽食』ランキング」によれば、1位はフルーツ大福、2位はマリトッツォ(イタリア発祥のお菓子)、3位はフルーツサンド、4位は台湾カステラ、5位は焼き小籠包という結果が出ています。 マリトッツォや台湾カステラ、焼き小籠包など海外の飲食物が上位にランクインしているのも、大きな特徴です。自由に海外を旅行することが難しくなりつつある今、異国の食べ物を楽しみたいという人が増えているともいえるでしょう。 また、最近ではこれらの軽食をテーマにした専門店がオープンしたり、カフェメニューとして新しく導入されたりするほか、コンビニエンスストアなどで販売されている姿も見かけるようになりました。SNSなどでも話題を集めており、投稿やコメントなどからもその人気ぶりがうかがえます。 特に甘くて食べ応えのあるイタリア菓子のファンは多く、マリトッツォのほかに、現地でよく食べられている穴のないドーナツ「ボンボローネ」なども登場し話題を集めています。軽食ブームはまだまだ続きそうです。今後もその動向に注目していきたいと思います!
軽食がブーム!フルーツ大福ほか人気商品を紹介