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“マヨネーズ” タグの記事一覧

2022.10.04

ヴィーガン待望!卵不使用の「マヨネーズ」が登場

プラントベースの市場が拡大する中、いま注目を集めているのが植物性の素材だけで作られたマヨネーズです。「ヴィーガンマヨネーズ」や「豆乳マヨネーズ」など、さまざまな名称の商品が登場しています。そこで今回は、植物性マヨネーズの魅力やバリエーションについて紹介します。 植物性の原材料でできたマヨネーズ 一般的なマヨネーズの主な原材料は、油と卵、酢です。ここに塩や香辛料などを加えて作られます。これに対して、ヴィーガンマヨネーズは「卵を使わない」というのが大きな特徴です。卵アレルギーのある人やヴィーガンの人も安心して食べることができます。 卵不使用のマヨネーズは、実は1970年代ごろから存在していましたが、ごく限られた商品しかありませんでした。昨今ではアレルギーがある人の増加やプラントベース食品のニーズ拡大を受けて、さまざまな商品が開発・販売されるようになりました。 ヴィーガンマヨネーズは厳密に言えば「マヨネーズ風の調味料」ですが、普通のマヨネーズと同様、ポテトサラダやサンドイッチ、ディップなどの料理に幅広く活用できます。 豆乳マヨネーズとマヨドレタイプ ヴィーガンマヨネーズには多様なラインアップがありますが、豆乳を使った「豆乳マヨネーズ」と、植物性の油と調味料で作られた「マヨドレタイプ」の2種類に分けることができます。 豆乳マヨネーズの主な原材料は、豆乳、菜種油などの植物性の油、酢です。白みそやメープルシロップなどで味付けをしている商品もあり、食べやすくやさしい味わいが特徴です。中でも、オーサワジャパンの「オーサワの豆乳マヨ」や、CHAYA(チャヤ)マクロビオティックスの「卵を使わずに国産大豆でつくった豆乳マヨ」が人気。どちらもマクロビオティックや自然食品に精通するブランドから発売されていて、味に定評があります。 マヨドレタイプのマヨネーズとしては、日清オイリオの「日清マヨドレ」やキューピーの「エッグケア(卵不使用)」、BOSCOの「BOSCOオリーブマヨドレ」などがあります。いずれも油やマヨネーズを製造する大手食品メーカーから発売されているもので、「従来のマヨネーズとほぼ変わらない味」として好評を得ています。 ヴィーガンマヨネーズは、普通のマヨネーズに比べて価格はやや高めという印象ですが、幅広いニーズに応える商品として人気を集めています。
ヴィーガン待望!卵不使用の「マヨネーズ」が登場

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NEW 2022.12.05

【令和4年12月5日】新着情報(厚生労働省・農林水産省・消費者庁)

厚生労働省 ベトナム産青とうがらしのプロピコナゾールの命令検査が解除されました。(令和4年11月29日) SARL BIOMOMO HASHIMOTOの製造したアーモンド及びごまの種子を含むフランス産食品、並びにUAB SILAVOTO B&Bの製造したピスタチオナッツを含むリトアニア産食品のアフラトキシン命令検査が発令されました。(令和4年11月29日) ベトナム産カエルのエンロフロキサシン及びフラゾリドンの命令検査が発令されました。(令和4年12月1日) IBERICOS TORREON SALAMANCA, S.L. 及びJAMONES EL CHARRO, S.Aの製造したスペイン産非加熱食肉製品は、輸入の都度リステリア・モノサイトゲネスの自主検査が指導されます。(令和4年11月30日) 原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限が解除されました。(令和4年11月25日) ・群馬県の吾妻川のうち岩島橋から東京電力株式会社佐久発電所吾妻川取水施設までの区間(支流を含 む。)において採捕されたイワナ及びヤマメ(養殖により生産されたものを除く。) 輸入時における輸入食品違反事例速報が公表されました。 ・令和4年11月分(令和4年12月2日) 農林水産省 「安全性審査の結果、組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続第3条第5項の規定を適用した品目一覧(セルフクローニング、ナチュラルオカレンス、高度精製品)」、「安全性審査継続中の遺伝子組換え食品及び添加物一覧」(令和4年11月9日現在) が更新されました。(令和4年11月28日) 消費者庁 「機能性表示食品制度届出データベース 届出情報」が更新されました。(令和4年12月2日)   (提供:一般財団法人食品環境検査協会)
【令和4年12月5日】新着情報(厚生労働省・農林水産省・消費者庁)
NEW 2022.12.08

食品ロス削減の切り札、アップサイクルとは?食品や日用品など具体事例を紹介

SDGsや食品ロスの削減に関心が高まる中、「アップサイクル」という言葉を目にする機会が増えています。本来捨てられてしまうはずだったものを加工して、新たな価値あるものへと生まれ変わらせる「アップサイクル」ですが、そもそもリサイクルやリユースとはどう違うのでしょうか?この記事では、アップサイクルという言葉の意味や話題となっているその背景から、食品業界における実際の事例まで、食品業界におけるアップサイクルの主なポイントをおさえました。 アップサイクルとは(言葉の意味や由来) アップサイクルとは、本来捨てられてしまうようなものを加工して、新たな価値あるものへと生まれ変わらせること。特に食品を使ったアップサイクルについては、アップサイクルフード、アップサイクル食品と言われることもあります。ここでは、アップサイクルという言葉のそもそもの意味と由来について、深掘りしていきます。 リサイクル・リユースとの違い 持続可能な循環型社会を目指し、リサイクルやリユースが活発化しています。リユースは、使用済みの製品やその部品などを捨てずに、繰り返し長く使うことで、これに対しリサイクルは、ある製品を別の製品の原料にして別の製品を生み出すことを意味します。 リサイクルでは、古紙が再生紙になるように、どちらかと言えば価値の低い製品に変換されるケースが大半です。古いタオルやシャツを雑巾として再利用するのも同様で、これらは「ダウンサイクル」と呼ばれます。これに対し、産業から出る副産物や廃棄物などを新たな価値を持った製品に生まれ変わらせるのがアップサイクルです。「創造的再利用」とも呼ばれるアップサイクルは、これまではアートやファッション、インテリアの分野が主でしたが、今や食品の分野にもこのアップサイクルの波が来ています。 食品のアップサイクルの流れはアメリカから アメリカでは、コーヒーの果実の皮を原料にした紅茶飲料や、ビール醸造の際に出る穀物廃棄物を原料としたプロテインバーなど、食品廃棄物を活用したアップサイクル食品への関心が高まっています。 米国企業を中心に70社ほどが参加して設立された業界団体「アップサイクル食品協会」(本部=コロラド州デンバー)は、こうしたアップサイクルの市場拡大を受け、2020年5月にアップサイクル食品の定義を定めました。「本来は人間の食用とならなかった食材を使用して、検証可能なサプライチェーンにより調達・生産され、環境に良い影響をもたらす食品」ということで、実際に食品廃棄物の削減につながるものだけを「アップサイクル食品」と定義しました。これには、アップサイクル食品という言葉の持つ良いイメージだけを利用して売り込む偽物との差別化を図り、フードロスを削減し持続可能な社会を実現したいという強い意図が感じられます。 世界では100兆円超す期待のマーケット 食品廃棄物による世界経済のロスは年間で100兆円を超えるという試算もあります。アップサイクル食品への取り組みにより、この膨大な経済損失を削減できる可能性があるのです。 日本には昔から「もったいない」という言葉がある通り、廃棄物削減の意識は比較的高いと言えるでしょう。しかし米国は廃棄物に寛容な風潮があり、供給された食料のうち3〜4割がロスとなっているとも言われているのです。 ただ、米国でも時代は動いてきているようで、ミレニアル世代(1980年代~1995年生まれ)やZ世代(1996年~2012年生まれ)は消費者としての意識が高く、芯のある理念やメッセージを発する企業・ブランドの商品を購入する傾向があるのだそう。今後、世代交代が進むにつれて、フードロス削減を掲げるアップサイクル食品市場はさらに拡大していくことが予想されます。 SDGs・食品ロスとの関係性 SDGs 12 「つくる責任 つかう責任」 日本語で「持続可能な開発目標」を意味するSDGsは、2015年の国連サミットで掲げられた、国際社会の環境問題、差別、貧困などのあらゆる問題と向き合い、解決していくための17の目標のことです。 2030年までの達成を目指しているSDGsですが、そのうちの12番目の目標「つくる責任 つかう責任」には、作る人=生産者も、使う人=消費者も、未来の地球を守れるように行動に責任を持っていきましょうという狙いがあります。限りある地球の資源を無駄にすることのないよう、少ない原料からより多くのものを作り出せるよう持続可能なやり方を追求していくことが求められています。 食品ロスの削減の必要性 「つくる責任 つかう責任」を達成するために、より具体的な目標として「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。」というターゲットが設定されています。 まだ食べられる食料が捨てられてしまう食品ロスは、日本をはじめとした先進国で重大な問題になっています。こうした食品を捨てることなく、新たな食品や工業製品へと価値あるものに加工するアップサイクルは、食品ロス削減につながるだけでなく、その先のSDGsへの貢献にもなるのです。 出典:農林水産省公式HP 食品から食品への事例 アップサイクル食品は、日本でも続々と増えています。ここでは、食品アップサイクルの中でも、食品を食品へとアップサイクルする事例を紹介します。 余ったパンがビールなどの飲料製品に:CRUST JAPAN 2019年設立のシンガポールを拠点としたフードテック企業、CRUST Group(クラストグループ)は、まだ食べられるのに捨てられてしまう食材をビールなどの飲料製品にアップサイクルすることで、食品ロスの削減に貢献しています。クラストグループは、提携する飲食店から余ったパンや米といった穀物や、コーヒーやカカオの残りかすや殻、茶葉、野菜や果物の皮などを回収して、それらを飲料製品に生まれ変わらせてきました。主な製品には、パンやコーヒーかすを原料にした独創性あふれる風味豊かなクラフトビール「CRUST」や、果物や野菜の皮から作るノンアルコール飲料「CROP」があります。日本部門である株式会社CRUST JAPAN(クラストジャパン)では、みかんやパイナップルの皮やきのこの柄を利用したお茶やジュースの生産にも力を入れています。 参考:CRUST JAPAN公式HP 規格外野菜を食べられるシートに:VEGHEET 売れなくなった野菜をペーストにし、海苔のようなシート状に乾燥させた新食材「VEGHEET(ベジート)」へとアップサイクルしたのが、長崎県を拠点とする株式会社アイルです。地元九州の不揃いな大きさや傷などにより規格外となった野菜と寒天を使用しているベジートは、食物繊維やビタミンなどの栄養も豊富で、化学調味料や添加物を使わないアレルゲンフリーな食品であることが高く評価されています。そのまま食べても、野菜本来の味を楽しめるベジートですが、水分を含ませればジェルやスープにも応用して、様々な食べ方を楽しめます。開封前なら2年(防災用5年)という長期保存ができ、シート状で場所も取らないベジートは、非常食のような保存食として、世界の食糧危機の解決にも貢献できる見込みもあります。 参考:VEGHEET公式HP ​​食品から工業製品への事例 りんごが合成皮革に:りんごレザー 長野県のベンチャー企業である株式会社SORENAは、同県飯綱町と協力して、地元の名産品りんごを加工するときに出る副産物を利用したある取り組みが話題になっています。同社は、りんごジュースやシードル(りんご由来の醸造酒)の生産過程で得られるりんごの搾りかすから合成皮革「りんごレザー」のアップサイクルに成功し、この冬からバッグなどの商品を発売します。廃棄されるはずだったりんごの皮や芯などの原料とポリウレタン樹脂とを合成して作られる合成皮革は、アップルレザーと呼ばれ、海外では動物由来でないヴィーガンレザーとして人気を集めています。りんごレザーは、アップルレザーの製品化としては国内初ということで、地方創生やSDGsにも貢献する製品として期待が高まっています。 参考:株式会社SORENA HP まとめ アップサイクル食品の開発と発展は、これまでの廃棄を前提とした大量生産・大量消費の社会から、持続可能な循環型社会へと変化が生じていることの兆しとも言えそうです。本来、日本はもったいないの精神からアップサイクル含めリサイクルの文化を大切に育んできた国です。地元から出る廃棄食品を使ったアップサイクルの取り組みは、地方創生などの付加価値もあり、これからの日本でますます盛り上がっていきそうです。
食品ロス削減の切り札、アップサイクルとは?食品や日用品など具体事例を紹介
NEW 2022.12.07

国内ハラルマーケットを分析【食品ハラルビジネス進化論〜ハラル認証原料編vol.8】

こんにちは、ハラル・ジャパン協会の佐久間です。11月にタイ・バンコクに出張した日のことです。到着日には1米ドル150円でしたが、翌朝には142円!?ビックリです。急な円高でバーツ・日本円交換の金額差異を実感しました。ビジネスでは事前に契約がありますから、実際は急な反応ではないかもしれませんが、当分注視が必要です。タイでも日本食や日本製品は大人気です。インバウンド需要が戻れば、購買も増えると予想されます。国内もいよいよ本格的にリスタートです。 今回は「国内ハラル(ハラール)マーケットを分析」ということで解説していきます。国内をメインに今後の方向性を解説していきたいと思います。 国内はムスリムインバウンド対応で差別化を インバウンドが戻り、また国内の旅行支援策が活況で一見盛り上がっているように見えますが、ホントに持続可能でしょうか?継続が見込めますでしょうか?この機会に原材料成分の由来を確認して、「勝てる原材料にバージョンアップ」しませんか?実は特別なことではありません。「棚卸し」するだけです。しっかり調べてみたら動物性不使用・畜肉フリー原材料でヴィーガン(ベジタリアン)原材料とわかればウリになります。また「ノーポーク・ノーアルコール」や「ノーアニマル・ノーアルコール」の原材料であることが確認できれば、成分がハラル対応の原材料として同じくウリになります。ウリになることは差別化になります。一度当会にハラル原材料可能性診断(ハラル&ベジタリアン(ヴィーガン)対応版)を依頼してみてはいかがでしょうか?まずは今ある素材(原材料)を確認して、売上UPすることを考えませんか? ※ハラル原料可能性診断(ハラル&ベジタリアン(ヴィーガン)対応版)のお問い合わせはこちらへ。 [caption id="attachment_2882" align="alignnone" width="512"] インバウンドでのハラル対応 [/caption] ハラル業務用は学生・社員食堂を狙うべし 日本が鎖国でもしない限り、外国人が日本に増加することは明確です。観光(遊び)にくる人、学びに来る人(=留学生)、そして働きに来る人(=労働者・技能実習生)がいます。目的が違いますが、中〜短期で日本にいます。しかし日本は非イスラム教の国です。イスラム教徒にやさしい環境がないと長期にはいてもらえないのが現実です。日本の国益にとっても損失で、せっかく日本で学び、日本で就職したい優秀なイスラム教徒人材が定着しないのはもったいないです。そのためにもまずは観光客向けにソフトな対応で構いません、できることから始めるムスリムインバウンド対応を全国各地で整備することが重要です。また地方自治体や教育機関、企業レベルでは基礎研修や社内セミナー、ムスリム試食会やメニュー開発、商品開発などを行うことも大事です。そして社員食堂、学生食堂、近隣レストランやホテル・社員寮を含めた宿泊施設等の環境整備が大事であります。これら日常使いの食事はインバウンドと違い、生活しやすい価格帯に抑えることでイスラム教徒にも喜ばれ、行政もここにポイントを絞って支援することが大事であると当会は考えます。自国に帰国するときに「地元のおみやげ」戦略もとても大事です。でないと全国的に人気がある白い恋人や東京バナナ、抹茶味キットカットばかりになってしまいます。 [caption id="attachment_2883" align="alignnone" width="512"] 外国人の増加 ⇒ ダイバーシティ[/caption] 9回目となる次回は原材料の「イスラム市場(南西アジア・中東)からハラルビジネス研究」を解説します。12月第4金曜日を楽しみにしてください。引き続きよろしくお願いいたします。 (佐久間朋宏/非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会代表理事)
国内ハラルマーケットを分析【食品ハラルビジネス進化論〜ハラル認証原料編vol.8】
NEW 2022.12.06

おコメでできたライスフィルムを利用!最も環境にやさしい米袋が誕生

地球環境に配慮して脱プラスチックの流れが強まる中、植物由来のバイオマス資源への注目度が高まっています。大阪市中央区の米袋等包材メーカー「株式会社マルタカ」は2022年10月、米を原料とする国産のバイオマスプラスチック「ライスレジン®」(※)を使用した「ライスフィルム米袋」の販売を開始しました。同社は、「ライスフィルム米袋を使用することは、お米の用途拡大につながり、日本の食文化や稲作農家の支援につながる」として新素材米袋の需要拡大に期待を寄せています。 国産の非食用米をアップサイクル、強度・コストはプラ並み 株式会社マルタカが新たに発売を開始した「ライスフィルム米袋」は、お米からできた100%国産のバイオマスプラスチック「ライスレジン®」を使用しています。 ライスレジンの原料となるのは、食用に適さない古米や、米加工メーカーなどで発生する破砕米、精米時に出る砕米など。飼料として使われることもなく廃棄されてきたお米です。バイオマスプラスチックの多くは、海外産のサトウキビやトウモロコシなどを主な原料としています。一方、ライスレジン®は米を原料としているため、製品化に至るまで一貫して国内生産することが可能です。海外情勢に左右されにくく安定供給が可能な上、食品ロス削減にも寄与するサステナブルな資源として期待が寄せられています。 ライスレジン®は、糊化させたお米に石油系樹脂を配合して作られます。米の配合比率は最大でなんと70%。従来100%石油系プラスチックとほぼ同等の強度と成形性、コストを保ちながら、石油系樹脂の含有量を大幅に減らすことができるのです。こうした観点からライスレジン®の市場規模は拡大傾向にあり、ストローや箸、スプーン、レジ袋、玩具などさまざまな新商品が続々と誕生しています。 カーボンニュートラルでCO2削減効果も 日本は持続可能なバイオマスプラスチックを積極導入する方針を打ち出しています。製造元のマルタカは、「お米からできたライスフィルム米袋を使用することは、地球環境に配慮するだけでなく、米の用途拡大と、日本の農業支援並びに耕作放棄地の活用などにもつながる有力な取り組みになる」としています。 また、植物由来のバイオマスプラスチックは、生育時の光合成でCO2を吸収するため、たとえ焼却したとしても結果的にCO2排出を抑えることにつながります。同社は「こうした製品を採用することで、企業活動にSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れ、持続可能な社会の実現に向けて貢献できる」と呼び掛けています。 食べるだけじゃない、バイオマス資源としての日本のお米の可能性に注目です。 ※ライスレジン®は、株式会社バイオマスレジン南魚沼の登録商標です。 参考:株式会社マルタカ公式HP
おコメでできたライスフィルムを利用!最も環境にやさしい米袋が誕生
NEW 2022.12.01

植物性ミルクが選ばれる理由とは?おすすめを原材料別に紹介

地球環境や自身の健康を考えて、プラントベースの食事を選ぶ人が増えてきました。こうした状況において、さまざまなニーズに対応する植物性ミルクが登場しています。そこで、この記事では植物性ミルクの特徴について解説すると共に、豆乳やアーモンドミルクなど植物性ミルクの事例を紹介します。 この記事を読むことで、植物性ミルクを選ぶメリットに加えて、植物性ミルクの具体的な選択肢を把握することができます。 植物性ミルクとは 植物性ミルクは、その名前の通り、植物由来の原料で作られたミルクです。スーパーやコーヒーショップでは植物性ミルクを見かける機会が増えましたが、なぜこれほどまでに人気を集めているのでしょうか。ここでは、植物性ミルクの特徴とおすすめしたい人のタイプについて解説します。 植物性ミルクの特徴 別名「プラントベースミルク」 植物性ミルクは、別名「プラントベースミルク」と呼ばれます。豆やナッツ、穀物などの植物を主原料にして作られたミルクのこと。基本的な作り方は、食材を粉砕した後、水で成分を抽出するという方法です。 日本で古くから親しまれている豆乳は大豆から作られていて、植物性ミルクに含まれます。豆乳は「第二のミルク」として利用されてきましたが、近年ではアーモンドミルクやオーツミルク、ココナッツミルクなどさまざまな種類の植物性ミルクが出回るようになりました。 低カロリーで高栄養 植物性ミルクのカロリーや栄養価は種類によって異なるものの、牛乳と比べてカロリーが低く高栄養のものが多いです。植物性の原料から作られているためコレステロールは含まれていません。原材料によっては、抗酸化作用や便秘予防の効果が期待できるものもあります。 ただし、植物性ミルクの中には砂糖などの甘味料や添加物を多く含むものがあります。メーカーによって異なるので、カロリーや栄養が気になる場合は、表示をよく確認するようにしてください。 環境への負荷が少ない 一般的に、牛乳を生産・製造する過程で多くの資源が使われます。例えば、乳牛を飼育するためには広大な土地や大量の水が必要です。それに対して、植物性ミルクの場合、環境にかかる負荷が比較的少なく、温室効果ガスの発生量は牛乳の3分の1程度と言われています。 最近は、牛乳を飲める人であっても「環境への負荷が少ない」「動物を搾取したくない」という理由で、植物性ミルクを選ぶケースも増えています。 こんな人にオススメ 牛乳アレルギーや乳糖不耐症の方でも飲むことができる 植物性ミルクは、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の人でも飲むことができます。乳糖不耐症とは牛乳に含まれる糖質「乳糖」を分解する酵素の働きが低下しているために、乳糖を消化吸収できず下痢や体調不良が起きる疾患のことです。古くから乳製品を食べてきた欧米人に比べて日本人はその割合が高く、「3人に2人が乳糖不耐症である」と言われています。 植物性ミルク5種類を種類別に解説 植物性ミルクには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、代表的な植物性ミルクとして、豆乳とアーモンドミルク、オーツミルク、ココナッツミルク、ポテトミルクの5種類について解説します。 豆乳 豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて加熱した液体をこして作られます。豆乳は牛乳に匹敵するほどタンパク質が多く、食物繊維や鉄分、ビタミン、イソフラボンも豊富に含まれています。カルシウムの含有量は少ないものの、牛乳よりも脂肪分が少なく低カロリーです。コップ一杯あたり(200ml)のカロリーは、牛乳が約122kcalであるのに対して、豆乳は88kcalです。 豆乳の中には砂糖や油脂、保存料が入った「調整豆乳」もあります。カロリーや栄養価を気にする場合は、大豆と水だけで作られた「無調整豆乳」を選ぶようにするのがおすすめです。一般的に牛乳の賞味期限は数日程度ですが、豆乳は未開封の状態であれば常温で3ヶ月程度保存できます。 アーモンドミルク   アーモンドミルクは、水に浸したアーモンドを潰してペースト状にした後、こして作ることが多いです。さらりとした口当たりで、アーモンド特有の香ばしさが特徴です。 アーモンドミルクには、ビタミンEを始めとするビタミン類やミネラル、オレイン酸、ポリフェノール、食物繊維を豊富に含有していて、高い抗酸化作用が期待されています。砂糖不使用のアーモンドミルクの場合、コップ一杯あたり(200ml)のカロリーは約39kcalで、牛乳の三分の一程度のカロリーです。未開封の状態であれば、常温で9ヶ月程度保存できます。 オーツミルク オーツミルクは、オートミールやグラノーラにも利用されている「オーツ麦」から作られます。別名「オートミルク」「オーツ麦ミルク」と呼ばれることもあり、優しい風味とクリーミーな味わいがあります。植物由来の食物繊維や不飽和脂肪酸を豊富に含有しているため、整腸作用や悪玉コレステロールの低下が期待されています。 オーツミルクは温かい飲み物に加えても分離しにくく、コーヒーとの相性が良いのが特徴で、大手コーヒーチェーン店では「オーツミルクラテ」として提供されています。植物性ミルクの中では糖質とカロリーが高めであるものの、濃厚な味わいが楽しめます。 ココナッツミルク ココナッツミルクは、熟したココナッツから白い胚乳を取り出し、水を加えて混ぜたものをこして作られます。濃厚な風味と甘さがあり、ベトナムやタイなどアジアの料理によく使われています。ココナッツミルクには、カリウムやマグネシウム、銅、鉄が多く含まれています。 ココナッツには「中鎖脂肪酸」が多く含まれていて、消化・吸収・分解しやすく、エネルギーになりやすいのが特徴です。食欲抑制効果も期待できるため、スポーツをしている人にもおすすめです。 ポテトミルク ポテトミルクは、ジャガイモを主原料として作られます。ポテトミルクは、ジャガイモ特有の香ばしさがあり、クセが少なく、飲みやすいのが特徴です。カルシウムや食物繊維などの栄養が豊富に含まれているにもかかわらず、糖質や脂質が少なく低カロリーです。 2021年10月にイギリスの高級スーパーマーケットが「2022年にポテトミルクが人気になる」と予測し、一躍注目を集めました。注目される大きな理由は、環境にやさしいということ。ジャガイモは栽培しやすく、大豆やアーモンド、オーツなどの他の植物性ミルクの原料と比較して、約2倍も効率よく土地が利用できるとされています。 まだある!植物性ミルク10種類 植物性ミルクの市場は世界規模で拡大していて、2020年の226億ドルから、2026年には406億ドルまで成長すると予測されています。ここでは、日本では販売されていないものも含めて、世界で出回っている植物性ミルク10種類について紹介します。 名称 特徴 ライスミルク 白米や玄米から作られている。自然な甘味とあっさりとした飲み口で、欧米で人気がある。 ヘンプミルク 植物性ミルクの中でも栄養が豊富で、欧米では別名「ミラクルドリンク」とも呼ばれている。すっきりとした風味で飲みやすい。 カシューナッツミルク ナッツ類の中でも脂質の含有量が少なく、低カロリー。口当たりが牛乳によく似ているため、アメリカでは次世代ミルクとして注目されている。 マカダミアミルク ナッツ特有の苦みやクセは少なく、クリーミーで甘味がある。良質な脂質のほか、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれている。 くるみミルク さらりとした口当たりでほのかな甘味がある。くるみには、ナッツ類の中でもオメガ3脂肪酸が多く含まれている。 ピーナッツミルク すっきりとした味わいと香ばしさがあり、アーモンドミルクにも似ている。ピーナッツはアレルギーの出やすい食材であるため、注意が必要である。 ピスタチオミルク ピスタチオ特有の濃厚なナッツの風味が楽しめる。油脂が多く含まれているためカロリーは高めだが、美容と健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれている。 ピーミルク(えんどう豆ミルク) えんどう豆のタンパク質から作られている。クセが少なく牛乳によく似た口当たりで、コーヒーとの相性も良く、ラテメニューとしても利用されている。 フラックスミルク(亜麻仁ミルク) 亜麻仁という小さな種子から作られている。香ばしさとやさしい甘味があり、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれている。他の植物性ミルクと比べてカロリーが低い。 キヌアミルク 栄養価が高いことで知られる穀物・キヌアから作られている。クセのない味わいで飲みやすい。消化しやすいことから、離乳食など子どもの食事にも使われている。   まとめ 今回は、植物性ミルクの特徴と具体的な事例について紹介しました。プラントベースの市場拡大や美と健康への意識の高まりから、植物性ミルクの種類は今後も増えていくと予想されます。実際に、大手コーヒーチェーン店をはじめ食品業界では、植物性ミルクを使った商品開発が進んでいます。植物性ミルクの特性を把握し、顧客のニーズに合った植物性ミルクを上手に活用することで、他社との差別化にもつながりそうです。
植物性ミルクが選ばれる理由とは?おすすめを原材料別に紹介