“果物” タグの記事一覧
2022.11.28
【令和4年11月28日】新着情報(厚生労働省・消費者庁)
厚生労働省
YANTAI DACHENG NUT FOOD CO.,LTD.の製造した赤とうがらし又は落花生を含む中国産食品、NEBAR KFT.の製造したピスタチオナッツを含むハンガリー産食品、DANISH FOODS LIMITEDの製造した赤とうがらし、ターメリック、ひよこ豆及び落花生を含むバングラデッシュのアフラトキシン命令検査が発令されました。(令和4年11月22日)
「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件」(厚生労働省告示第337号)が告示され、農薬「エトフェンプロックス」等の残留基準値の設定が行われました。(令和4年11月22日)
輸入時における輸入食品違反事例速報が公表されました。
・令和4年11月分(令和4年11月24日)
消費者庁
「機能性表示食品制度届出データベース 届出情報」が更新されました。(令和4年11月24日)
(提供:一般財団法人食品環境検査協会)

2022.11.07
【令和4年11月7日】新着情報(厚生労働省・消費者庁)
厚生労働省
フィリピン産マンゴーの命令検査に係るフィリピン政府が発行するマンゴーの証明書様式に変更がありました。(令和4年10月31日)
中国産そばのハロキシホップの命令検査が発令されました。(令和4年11月1日)
オーストラリアから輸入される生食用かきの処理施設に変更がありました。(令和4年11月1日)
輸入時における輸入食品違反事例速報が公表されました。
・令和4年10月分,11月分(令和4年11月4日)
消費者庁
「機能性表示食品制度届出データベース 届出情報」が更新されました。(令和4年11月4日)
(提供:一般財団法人食品環境検査協会)

2022.10.19
バナナの皮をバイオ燃料に。廃棄物利用で脱炭素社会目指す
動物や植物などから生まれた有機性資源の「バイオマス」。具体的には森林の間伐材や食品廃棄物などから得られるバイオマスエネルギーは、カーボンニュートラルかつ再生可能であるという点から、気候変動対策への効果が期待されています。そうした中、スイスの研究者たちが、バナナの皮から再生可能なバイオマス燃料を抽出する方法を発見しました。本来なら廃棄されてしまう物を利用して再生可能エネルギーを生み出すという画期的な方法です。
光の照射でバナナの皮から水素を取り出す
2022年1月、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)に拠点を置く科学者チームは、バイオマスエネルギーの画期的な抽出法を発表しました。それは、乾燥したバナナの皮の粉末から、水素やバイオ炭などの資源を抽出するというものです。乾燥バナナの皮1kgから約100リットルの水素と330gのバイオ炭が生成されます。
特に水素は、使用過程で二酸化炭素を排出せず、多様な資源から得られるという供給源の安定性から、脱炭素社会の鍵とされるエネルギーです。研究チームが発表した水素抽出法は、実にシンプルなものです。まず、炭素、水素、酸素など有機物をたくさん含むバナナの皮を、105度で24時間乾燥させ、粉末にします。これを不活性ガスで満たしたステンレス製の容器に入れて光を照射。わずか数ミリ秒という速さで分解は完了します。
ポイントは、写真撮影のフラッシュにも使われている「キセノン閃光ランプ」で照射することです。極めて短時間に明るく照らすこの白い光は、強力なエネルギーで物質の化学反応を促進します。光と熱で一瞬にして1000℃以上という高温に達することで強力なエネルギー変換が起き、これまでなかった水素抽出法が実現しました。
真のカーボンニュートラル、画期性が評価
欧州連合(EU)は、2050年までに二酸化炭素の排出量と除去量を差し引きゼロにする脱炭素化(カーボンニュートラル)の施策を強化しています。ただ現実には、バイオエネルギーの生産工程で、二酸化炭素が排出されるケースは珍しくありません。それは、高温の加熱処理をしてエネルギーを分解・抽出する場合、大量の化石燃料が必要となるからです。
生産工程に生じるこの矛盾は、バイオマスエネルギーの生産にとってのネックでした。しかし、光を照射してバナナの皮から水素を抽出する方法は、この問題をクリアーした画期的な方法です。それどころか、水素と共に得られる副産物のバイオ炭は、二酸化炭素を吸収して閉じ込める「炭素貯留効果」があります。バイオ炭は、酸化した土地を中性化するなど土壌改善効果も確認されていて、農業資材としての活用も期待されています。
原料のバイオマスはバナナの皮以外に、トウモロコシの芯、オレンジの皮、コーヒー豆、ココナッツの殻なども応用できる見込みがあると言われています。将来的には、タイヤなどの産業廃棄物を利用するなど、さらなる発展の可能性も秘めています。

2022.09.22
ドール初!バナナの量り売り。目指すは食品ロス削減と脱プラスチック
2022年6月から、株式会社ドールはバナナを量り売りする企画を始めました。フルーツロス削減と脱プラスチックに役立つ新しい試みとして話題を集めています。人にも環境にも優しいエシカルな行動を体現する同社の取り組みを紹介します。
プラスチック袋で1房包装の常識を覆す
通常のバナナは、1房ごとにプラスチック袋に包装されて販売されることが一般的です。1房につき4~5本入っていて「食べきれずに廃棄している」という消費者の声の他、「少ない本数で購入したい」「熟成度合の異なるバナナの食べ比べをしたい」といった要望が、以前からドールに寄せられていたそうです。
こうした背景から、バナナを必要な分だけ購入できる「量り売り企画」が店頭でスタート。この取り組みにより、食品ロスとプラスチックゴミの削減が期待されています。
量り売りでの購入方法は、まず、袋詰めされていないバナナを買いたい量だけはかりに載せます。すると、重さに応じて価格が表示され、機械から出てきたラベルを紙袋に貼って、レジで代金を支払うという流れです。
今回の企画は、イトーヨーカ堂やヤオコーなどの量販店と提携して行われています。購入方法を店頭で説明するスタッフを配置するなど、消費者が利用しやすいように工夫が施されています。
「エシカルバリューチェーンプログラム」として展開
ドールではこの量り売り企画を第一弾として、「バナナエシカルバリューチェーンプログラム」を展開しています。このプログラムは、バナナを生産から消費者の食卓に上るまでのプロセスを通して、人や社会、地域、環境に優しい取り組みを行い、その価値をつないでいく試みです。
量り売り企画と併行して、バナナの皮などの生ごみを分解・熟成して堆肥を作る「コンポスト企画」も実施しました。この企画は、量り売りでバナナを購入した人の中から参加者を募り、当選者にコンポストをプレゼントして家庭での生ごみの堆肥化のプロセスを体験してもらうというものです。
こうした一連の取り組みが注目され、同プログラムは、環境省の「令和4年度 地方公共団体及び事業者等による食品廃棄ゼロエリア創出の推進モデル事業等」に採択。食品ロス削減と食品リサイクルを実効的に推進するための先進事例と評価されています。

2022.08.05
【浜理PFST】エキス・パウダー受託製造のご紹介
浜理PFST株式会社 千歳工場では、野菜や果実の濃縮液およびエキスパウダーの受託製造を一貫して行っております。
*PFST = Pharmaceutical , Food , Service , Technology
(医薬、食品、サービス、テクノロジー)
北海道の食材を「北海道で、エキスにしたい。 パウダーにしたい。」私たちはこんなニーズにお応えしたいと思っています。
浜理PFSTにできること
浜理PFSTでは、主に北海道産の野菜や果物の濃縮エキスやエキスパウダーを製造しています。私たちの生活の中で、野菜や果物は医と食を中心に様々な分野で多くに人の役に立ってきました。
浜理PFSTは、野菜や果物だけでなく、多くの原材料のエネルギーや未知のパワーを見出し、人々の健康を追求していきます。
特に北海道産の食材は、多くの可能性を秘めていると考えています。
広大な大地で育った、栄養豊富で美味しい食材を上手に加工し、お客様のニーズに合ったものを提供することが私たちにできることです。
浜理PFSTの得意なこと
浜理PFSTでは薄膜式減圧濃縮機やスプレードライヤーを保有しています。搾汁から濃縮エキス、エキスパウダーの製造が可能です。
また、原薬(医薬品の有効成分)の受託研究の経験から、亜臨界抽出装置といった特殊設備を用いる受託研究も可能です。
現在の設備に満足せず、常に情報のアンテナを広げ、「クオリティーの高い生産体制」をご提供できる様に努力しています。
また、実際にプロジェクトに組み込み可能かを検討するためのテスト運用も承ります。
「エキス・エキスパウダーのことなら、とりあえず浜理PFSTに相談しよう」:そう考えて頂けるよう。スペシャリストがご相談を承ります。
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詳しくはこちらから https://www.hamarichemicals.com/cts/
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安全への取り組み/管理体制
JFS-Bの認証を取得しており、長年培った医薬品製造の管理手法(GMP)を活用し、安全面や衛生面を考慮した設備を整え、HACCP管理なども徹底して高品質な製品を製造しています。
また、ISO14001認証を取得しており、「環境を考えた化学の検討」をテーマに掲げております。
【お問い合わせ先】
浜理薬品工業株式会社
TEL:06-6205-7227(営業開発部)
メール:toiawase@hamari.co.jp
*浜理PFST株式会社は、浜理薬品工業株式会社の100%子会社です。
各種お問い合わせは、浜理薬品工業が窓口として承ります。
